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本当の頂②@巻機山 2017.06.18(日)



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「本当の頂」を目指す第二部のスタートです。

第一部の記事へはこちらからどうぞ。





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ゆるやかに進むと山頂標が立っていた。
08:30、前巻機山(1861m)登頂。

頑張ったね。



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あらら、みんなお喋りに夢中で先にいっちゃった。
このピークは別名「ニセ巻機山」って呼ぶんだってさ。

じゃあ、本当の頂に向かおうか。



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わいわいと賑やかな仲間たちを追って行く。



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するとほどなくして立派な避難小屋が現れた。
とても評判の良い巻機山避難小屋だ。



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中に入って驚いた。
登山者達に愛されている小屋なのだろう。
ピカピカに掃除されており、室内にトイレまである。

この小屋に泊まり星空を楽しんだことがあるというA嬢を羨ましく思い、小屋をベースに歩きたいと考えていたが、再訪の機会に恵まれないまま一年が経ってしまった。
冬季には屋根まで埋まるという巻機山避難小屋。
その姿も見たいと思っている。



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本峰目指し、小屋を後にする。



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平坦地までやってくると池塘が現れ、水辺に水芭蕉が咲いていた。



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ホームとしている山域に大規模な池塘は無い。



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初めて見たその不思議な存在に惹かれ、会津駒ヶ岳、燧ヶ岳辺りの山域に通っていた時期がある。



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中でも最も心に残っているのはA嬢と出会った平ヶ岳のそれだ。
この日は山が紅葉に燃える無風の登山日和で、青空を写し込んだ鏡の様な水をたたえて輝く池塘がどこまでも透明で碧かった。
残念ながら日帰りしてしまったが、池塘に映る星空を撮影することが、この日から胸に秘めている夢の一つでもある。

※2014年10月11日撮影



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雪渓を緩やかに登る。



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やはり野郎はいつまで経ってもガキンチョだ。
ふざけてスライディングしたSくんは胸を強打してのたうち回る。



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そろそろなのかな?



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09:10、巻機山登頂。



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念願の山頂標を拝むことができた。



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割引岳と牛ヶ岳へも足を伸ばしたかったが、高曇りのため次回の楽しみとした。
やっぱり山は笑っている時に登りたいもんね。



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別の場所にあるのだという最高点へ向かう。



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ほんと、池塘って不思議な存在だよなぁ。



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このケルンが最高点なのだそうだ。
つまり、「本当の頂」にようやく立つことができたのだ。



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でももっと高い場所があるんだよね...。
変なの~。



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少し進むと良い休憩場所があったので皆で昼食を楽しんだ。



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A嬢の後ろ姿はやはり秀逸だ。



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美しい稜線だ。
朝日岳を経て白毛門まで歩いてみたい。

今年はこの辺りの山域に通ってみようかと思っている。



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池塘の側でワタスゲの蕾が揺れていた。



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植生がこの山の気候の厳しさを物語っている。
笹とハイマツが混在しているのを見たのは巻機山が初めてだった。



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標高2000mに満たない一座ではあるが、実に魅力的な山だった。

山肌が緑に覆われ花が彩りを添えたならどんなに美しいのだろう。
草紅葉の素晴らしさも容易に想像することができる。



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また仲間と登りに来られたら嬉しいな。



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みんなもうすっかり友達だね。
山っていいな。



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さらば、巻機山。



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さらば、「俺達の頂」よ。



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13:10、下山完了。
おつかれさま。



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下山後は泥で汚れた装備を洗い流した。
ブラシが用意されており、登山者への配慮がとても嬉しい。



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移動の途中、集落の入り口に車を停めてもらった。



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あの日惨めな気持ちで戻った場所で、笑顔の写真を撮りたかったからだ。



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この日A嬢に案内された某チェーン店はなかなか良い店だった。
湯沢での定番の一軒となりそうだ。



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私はかなりのラーメンマニアだ
食する頻度が高いからなのか、驚くほどの不味いラーメン屋にぶち当たることがある
美味くないのではなくて、感心するほど「まずい」のだ
初見で烙印を押すのは失礼だと思い、最低でもニ回は通うことにしてるが、その手の店はほぼ安定して不味い
特に口が肥えているわけではなく平均的な舌の持ち主だと思うのだが...
作り手は味見してるんだろうか

いわゆるピークハンターはどうにも好きになれない。
雨天でも無理やり登り、スタンプラリーが終わると二度と訪れない。
なのに山を評価する。
富士山などはその代表であろう。

この日の巻機山は残念ながら日差しが弱く、メンバーが明るすぎたことも手伝ってやや暗い印象の一座になった。
気になる山は季節と尾根を変え、納得できるまで通い続けるのが私のスタイルだ。
積雪期の厳しさは多少知っている。
次回は山笑う最良のタイミングで訪れたいと思う。

巻機山は、きっとお気に入りの一座になるはずだ。



おしまい。

今回も最後までお読み頂きまして、大変ありがとうございました。

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by yama-nobori | 2018-05-19 07:10 | 登山 2017 | Comments(0)
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