季節を告げる九十九草②@横岳(杣添尾根)2017.06.04(日)


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横岳へと向かう第二部のスタートです。

第一部の記事へはこちらからどうぞ。





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この辺りから眺める南八ヶ岳は大好きな山岳風景の一つだ。



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高度感を伴った稜線からは、赤岳鉱泉と行者小屋、大同心を登るクライマーの姿を見ることができた。



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撮影を楽しみながら頂へ向かう。



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あと少しだね。



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少し距離をおいて”その時”を狙う。



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09:30、横岳登頂。



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Sくんにとって、20年ぶりとなる再訪の頂だった。



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20年前、彼はどのルートで登ったんだろう。
この日と同じ様に、素晴らしい眺望を楽しむことはできたんだろうか。



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山に幼い頃からの思い出があるなんて、ちょっと羨ましいぞ。



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赤岩の頭から硫黄岳へと続く稜線直下にはひだ状の赤い岩肌が無数に並び、積雪期とは全く違った印象を受ける。
いろいろな季節に登らないと、本当の良さはわからないよね。



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さあ、そろそろ帰ろうか。



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ピストンで下りる。
復路は素直に尾根を外して夏道を辿った。



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気温が低かったこともあり、樹林帯の雪はさほど踏み抜くこともなく快適だった。



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さらば赤岳。



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妙な知識をどこで仕入れたのだろうか。
彼の中の私は登山中にも常に酒を飲み続け、30kg程の荷物を軽々と担ぎ、一般ルートなどは滅多に歩くことの無い破天荒な山男であるらしい。



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木漏れ日を喜び花を撮影し、甘いものを食べて酒以外のものを飲む私の姿にいちいち小煩い反応がある。



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嫁さんよりすっかり親しくなった今でもギャップがあるらしく、普通のことをやると未だに「似合わないっすね~。」と失礼なことを言う。
先入観とは恐ろしいものだと思う。



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そういう私も彼には先入観を持っていた。



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小奇麗な服を着てお洒落なレストランや喫茶店で優雅なひと時を過ごし、爽やかに湾岸辺りを高級車で流している小金持ちだと思っていたが、真逆であるようだ。



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橋まで下りてくると、水辺にむした苔達が柔らかな日差しを受けて光り輝いているのが見えた。



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思わず駆け寄り二人でレンズを向けた。



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同じ様なものに心惹かれる友達が増えたんだなと、この時に思った。



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これからもよろしくね。



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12:10、下山完了。

大好きなツクモグサを案内することができて大満足だった。
来年は息子くんも誘い、再び会いに行こうと考えている。
なんと二ヶ月後!?



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20年ぶりに登った横岳のことを、彼は両親に伝えたのだろうか。



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「全く覚えていなかった。」と彼自身は話していたが、ご両親は子供達と登った全ての山を鮮明に覚えていて、まるで昨日出来事のように語ってくれるのではないだろうか。



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息子くんと山に登る時、私はいつも考え、そして願っている。

厳しさを伴ったあの爽快感と山の美しさ、そして二人で交わした他愛ない一言をこれから先も覚えていてくれるだろうか。
自分の好きなものを見せてあげたい、案内したいと思える素晴らしい仲間達との出会いの時が、息子くんにも訪れますようにと。

そして再び、一緒に登った山を訪ねたならば教えて欲しい。
あの日の森の香りと風の音、どうして君がこの山を好きになったのかを話してあげたいからだ。



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人の欲望にはきりがない。
何かを手に入れると次の何かが欲しくなる。

これは我が子に関しても同じだろう。
より良い学校、より良い成績、より良い職業...。
老婆心という便利な言葉と共に親の価値観を押し付けるのは、子供の将来を純粋に想ってのことなのだろうかと時々思う。

息子くんが生まれた日に願ったことは、「健やかなる成長」それだけだった。
その願いの叶う様を間近に感じることのできる親子登山は、とても良い休日の使い方だと思っている。

それでもつい、半ば強引に私の好きな山へと誘ってしまう。
価値観の押し付けは親の我儘だと言い放つ資格は、どうやら私にも無いようである。


おしまい。

今回も最後までお読み頂きまして、大変ありがとうございました。

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by yama-nobori | 2018-04-10 21:37 | 登山 2017 | Comments(0)
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