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失われた古道を征く①@四十貝山~千頭星山~オオナジカ峠~夜叉神峠 2017.05.14(日)



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1986年10月に開催された「かいじ国体」に合わせ、かつて芦安地区の人達が山や畑仕事に使用していた道が、競技コースとして整備された歴史がある。
しかしその後あまり手入れされること無く廃れてしまい、現在では所謂廃道となっている。

この古道に、地図への記載が無い「四十貝山」(1988m?)はある。
「しじっけえやま」と読むが、山名の由来は不明である。





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山行の数日前、近所の変態T氏から声が掛かった。
相変わらず互いに候補を並べ合ってみるも、何れも気象条件が悪ければ成功するはずの無い物騒な計画ばかりであった。
そこで天候に左右されない、以前から温めていた今回の計画を提案すると、北部に詳しい流石のT氏も四十貝山は知らなかったようで、強い興味を示した。



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前入りの為、T氏をピックアップして芦安へと向かう。
事前に登山口の確認を済ませ、北岳へ向かう際、過去幾度となく素通りしてきた第6駐車場へ車を停めた。
シーズンオフであるため辺りは静まり返っている。
早速テントを張り宴会を開始した。



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飯を炊き肉を焼く。
これが想像以上に美味くて食と酒がぐいぐいと進む。
久しぶりに会う山男との時間は、話題に事欠くことはない。



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しばらくすると、迷える小屋番改め、鳳凰小屋支配人となったA氏が一仕事を終え、腹ペコ状態で姿を現した。
なんでも御座石鉱泉のレジェンドM女史と濃密な一日を過ごしたらしく、驚くほどにへろへろだった。
その他いろいろな話をしたと思うのだが、かなり酔が回って記憶が曖昧なことから筆が走らない。



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翌朝の天候は薄曇り。
5:15、身支度を整え駐車場から歩き始める。



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古道の入り口とは思えぬ立派な登山口はすぐに現れる。



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芦安地区のもっとも奥にある集落「沓沢(くつさわ)」の「みどりの郷くつさわ」近くに「千頭星山登山口」と書かれた大きな看板が掲げられている。
入山で迷うことは無いだろう。



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民家の横から取り付くと、大変立派な大栂が現れた。

御神木である大栂の下には山の神を祀る4基の石祠が置かれており、山と共に生きた芦安の人々の思いと、かつての賑わいとを偲ぶことができた。



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しかしそんな心のゆとりもすぐさま消え去った。
ただ事ならぬ急登が、突如として始まったのである。



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駐車場が近かったこともあり、ウォーミングアップができていない。
思いがけずに現れた古道の洗礼に、3人揃ってすぐに顎が出た。



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足場が脆く、頼ることのできる樹木が少ない。
しばらく各自、思い思いのルート取りで尾根上を目指し這うように登る。



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人の気配を感じさせない美しい森だった。
朝霧がかかり実に幻想的である。



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かつて大勢の方が参加したのだというかいじ国体の痕跡は、30年以上の時を経て、すっかり森へと還っている。



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平場の埋もれた石垣に、在りき日の暮らしを思った。



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勿論こんな場所は歩いたことは無かったが、ルートについてはさほど心配してはいなかった。



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私自身、周辺の地形には詳しいと思っていたし、彼ら二人はこの山域で生業を立てている、いわばプロと言っても過言ではない存在であるからだ。



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急登を登り終え、地形図を広げて一息ついた。
うん、この先に三角点があるね。



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緩くなった広尾根を進む。
年間どの程度の人間が歩いているのであろうか。
倒木はそれなりにあるが、薮を漕ぐような場面は現れない。



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6:47、狙った位置でP1405.6mの三角点と出会う。



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小さな人工物に触れ、設置されたその日の充実した時間へと思いを馳せる。
恐らく二度と触れることの無いであろう三角点を撮影し、その場を離れた。




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三角点を起点に尾根は方向を変える。



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南アの北部は随分と歩いてきた。
著名な頂から派生した尾根ならば、それが例え未踏の場所であっても自身の位置を容易に想像することができる。



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しかしこの日は、全く鳥瞰図が浮かんでこない。



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やがてやや複雑な地形が現れた。



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一度下り、地形図上のコブを目指して急斜面を登り返す。
借りた鹿道には無数の糞があった。



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少し進むとガレの縁に出た。
ようやく展望が得られると思っていたが、ガスが発生しており目標物が定められない。



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さして確認することもなく100m程尾根を下る。
すると方角がおかしいのではないかという話になり、ガレに登り返した。

3人で地形図を眺め現在位置の特定を行ったが、驚いたことに三人三様の意見に割れる。
そう、ここまで地形図は広げてみるもののコンパスを当てていなかった。
慣れた山域と低い標高にすっかり油断し、思い込みで行動していたのである。



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しばらく右往左往し、現在位置を教えてくれたのは結局GPSだった。
誰一人正解者がいなかった事に加え、スマホレベルのGPSを使用したことが堪らなく情けなかった。



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反省と共に正しい尾根を進み標高を下げる。
この辺りに営林小屋跡があるはずだ。



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A氏とT氏が偵察にでかけると、果たしてそれは予想の位置で発見された。
明確な現在地をようやく特定することができたのだ。
標高は1520mである。



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行動を再開する。



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少し進むと、驚いたことにリボンがあった。
下り方向に踏み跡がついており、何も考えずにリボンを追った。

軽快に足が出る。



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しばらく進むとT氏から声がかかる。
「こんなに下るはずがない。方角も違う。」

確認するとその通りだった。
あんなところ登りたくないと存在を黙殺した、背後の尾根が正解であるようだ。

情けない気持ちで再びもと来た道を登り返す。



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目指す尾根に立つには二つの選択肢があった。
一つはやや戻り本来のルートで緩やかに尾根に乗る方法、そしてもう一つは直登だった。

A氏は前者、私とT氏は後者を選ぶ。



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猛烈な笹薮だった。



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初めそれは胸ほどの高さで鳴っていたが、程なくして背丈を越えるようになり頬を叩く。



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加えて激急登であり、尾根上の空は遥かに高いままで容易に近づいてこない。



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ぐはぐはと笹を漕ぎ続け、最短距離でようやく尾根に乗ると、A氏が先行していてがっかりした。



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広尾根は背丈の低い笹に覆われており、まるで深南部の趣である。



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青空が顔を出し、南アルプス3000m峰の姿が梢越しに覗けば、たまらず腰を下ろして休憩をとった。




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標高計は1900mを超えた。
目指す四十貝山は近い。



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足元に笹を鳴らし、意気揚々と高みを目指す。



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11:18、山頂と思しき開けたピークに立った。



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早速、山頂標を探す。
文字の一部は欠けてしまっているものの、意外にも大きな標識があるのだと聞いていたのである。



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しかしいくら探しても見つからない。
地形図上のピークに立っていることは間違いなく、念のため確認したGPSとの乖離も無い。

朽ちてしまった可能性も否定できないが、恐らく見落としたのだろう。
下山後の話ではあるが、四十貝山の山頂標は顕著なピークには無く、休憩をとった笹原付近にあったのではないかという結論へと辿り着いた。

何れにしろ、四十貝山には大きな宿題を残してしまった。



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暖かくなるのを待ち、千頭星山から調査に向かおうと考えているが、ネット以外の情報をお持ちのかたは是非ともご連絡頂きたい。

この日の行程はまだまだ長く難路が待っている。
次の目標へと気持ちを切り替えねばならなかったが、見つけることのできなかった山頂標が頭を過り、思うようには行かなかった。


第二部の記事へはこちらからどうぞ。



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最後に次のHPをご紹介すると共に、個人的な所感を書いておこうと思う。

「南アルプスNET」のHPに、なんと四十貝山の紹介がある。
参考タイムまで記されており、最近あらためて整備されたとの記述もあった。
しかしながら、このルートは完全な廃道であり熟達者以外の入山は有り得ないと強く感じ、敢えて苦言を呈することにした。
大好きな施設である「南アルプス芦屋山岳館」のHPへ意見するのは恐縮ではあるが、別ルートからお手軽に登ることのできる千頭星山を目標点としている為、安易な入山者がいないとも限らない。
表現を改めるべきであろうと言わざるを得ない。

最近関係者の友人ができたので、この記事を以って、その旨伝えてみようと考えている。

南アルプスNETの記事へはこちらからどうぞ。




登山ランキング
by yama-nobori | 2018-02-02 22:48 | 登山 2017 | Comments(0)
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