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山友と巡る山梨百名山ツーリング@足和田山 2016.04.29(金)



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西湖の南湖畔から盛り上がった山塊をそれぞれ紅葉台、三湖台、足和田山(五湖台)と呼ぶ。

「足和田山」(1355m)はこの小さな山塊の最高峰であり、まるで樹海の中に島が浮かんでいるような姿をしている。
富士山の三本足の一つとも言われており(足柄山、足和田山、足高山)、富士山に最も近い山として人気が高い。




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どこに連れて行かれるのかいまいち理解できないまま、S氏の後をついて走った。

滝戸山を下山した後は精進湖まで進み、やや渋滞気味のR139をスリ抜けを行いながら先を急ぐ。
やがて鳴沢氷穴入り口を通過すると、その先にある「紅葉台入り口」を左折して国道を離れた。

ほどなくしてレストハウスのある「紅葉台」に到着となる。


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なにやら凄いことになっている。

とにかく一日に五座目ともなれば、いくら低山ばかりだったとは言え疲れるのである。
可能な限り歩きたくないのである。

久しぶりのタンデムは恐ろしく、そして最高に楽しかった。
この日一番笑った時間であったかもしれない。
いんちき登山ここに極まり


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最後のダートが突破できず真面目に歩いて足和田山の頂を目指す。



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わずかに5分程歩くとやがて前方が開け始める。


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16:00、「足和田山」(1355m)登頂。



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河口湖の向こうには三つ峠山が見えている。
富士山と南アルプスも一日中姿を見せていてくれた。

素晴らしい景色で大満足の「足和田山」であった。



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とてもお手軽であるので、息子さんを連れ、登山では無く観光として再訪してみたいと思う。



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16:15、時間も遅くなってきたので下山を開始する。



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すると、「ちょっと三湖台に行ってみましょうか」とS氏が言う。
どんなところか知らなかった上に少々疲れていたが、CT15分だと言うので向かってみることにした。



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今日の出来事を語らいながら、緩い登山道を進んで行く。


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すると唐突に視界が広がった。

お??

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おおおっ!!
こりゃスゲー!!


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なるほど!
西湖・精進湖・本栖湖が見えるから「三湖台」なんだ!

でもさっきの「足和田山」=「五湖台」は五湖見えたのかなぁ?



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特筆すべきはこの景色。
眼下に広がっているのは青木ヶ原樹海です。

樹海を見下ろすことが出来るなんて凄い!



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西湖の上に、十二ヶ岳~王岳。
その左手奥には南アルプスが西日に霞んで見ています。



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やや視線をずらせば、黒岳~三つ峠山。
これほどまでに御坂山地を眺めることの出来る場所は他にあるのだろうか。



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これは凄いところだな。


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富士山もお見事!


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広々としたテラスもあるし普段なら混雑するのでしょうね。
GW初日でしたが、時間が遅かったためか貸し切りのままでした。

御来光や夕日を眺めるのにも最高なんでしょうね。
ここで幕営できたら素敵なんだけどなぁ...
計画してみるか


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S氏、素晴らしい場所に連れて来てくれてありがとう。

「登山口ガイド」とか「いんちき登山者」だなんて呼んでごめんね。
これからは「ツアー添乗員さん」って呼ぶようにするよ。

また案内しておくれ。


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貴重な休みを使って「二度と登らねーリスト」に入ってる山に付き合ってくれてありがとー。



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次はガッツリ山にも行きましょう。
これからもよろしくね。


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この撮影の直後、一日中楽しませてくれた富士山が雲の中に消えて行きました。



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帰宅途中、ん十年ぶりとなる地元の定食屋さんに寄り込みました。
お店のおばちゃんとも盛り上がり、素敵ないんちき山梨百名山山行は終了となりました。

今回はツーリングの楽しみと、その機動性の良さを改めて思い知ることになりました。
最近すっかりハマってしまっているバイク利用の日帰り山行ですが、装備を吟味し最小限度の幕営装備で気の向くまま山に向かうのも楽しそうです。


さてさて更新がかなり遅れており、次回からようやくGW山行の記事となります。
早く書かないと記憶が...



おしまい。

今回も最後までお読みいただきまして大変ありがとうございました。


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by yama-nobori | 2016-05-15 07:47 | 登山 2016 | Comments(0)
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