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白銀に光り輝く天空の立山⑤@奥大日岳・浄土山・龍王岳 2016.04.19(火)~23(土)



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浄土山・龍王岳を目指す最終章のスタートです。






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10:45、大慌てで身支度を整え、「室堂山荘」(2450m)から浄土山に向け歩き出しました。



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先程までの雨が信じられない素晴らしいお天気です。
雨に磨かれたばかりの空気が、空を碧く輝かせていました。



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室堂方向からは、観光客の楽しげな声が風にのって運ばれてきます。
ややラッセル気味の斜面を登り続けていると徐々に前方の視界が広がり始めました。



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雪に埋もれた「室堂山展望台」(2675m)が近づきます。
するとガスの中に白い頂が見え始めました。



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現れたのは、ガスを纏った薬師岳・水晶岳の神々しい姿です。
このままガスの取れない可能性があったので、この場所でしばらくの間撮影を楽しみました。



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休憩後、いよいよ浄土山へと向かいます。

無積雪期のルートはこの場所からやや戻り、緩い斜面をつづら折りに登ります。
しかしそれでは面白く無さそうだったので西斜面を直登してみることにしました。



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ソロでは無かったので、いつも以上に強めのステップを作りながら時間をかけ標高を上げて行きました。
かなりの斜度がありましたが、今シーズン最後になるかもしれないと思うとラッセルにも力が入ります。

K嬢の背後には素晴らしい雲海が広がり始めておりました。



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直登を終えトラバースを切ると浄土山北峰の頂が見え始めました。
ケルンのように見えているのは軍人霊碑です。



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13:30、「浄土山北峰」(2831m)登頂。
一年ぶりだね。



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浄土山からの展望は秀逸です。
雄山から別山へと続く登山道、そして剱岳も良く見えるようになりました。
これから広がって行くであろう南部の展望がとても楽しみでした。

広くて平らな山頂部はノートレース。
我々だけのトレースを残せることが嬉しくて仕方ありません。



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やがてガスは急速に抜けて行き、銀嶺の山々がその姿を現し始めます。

浄土山南峰へは雪庇の向こう側を進むことに決めました。



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雪庇が近づくと龍王岳が大きく見え始めました。



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時間に余裕があるわけではありません。
しかし刻一刻と変化して行く絶景に、足が前へと進みません。



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不安定な雪庇の上からも、一期一会となるこの絶景の撮影に夢中になってしまいました。



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うん、もう急ぐのは止めにしよう。
夕食までには下山できるよ。



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ゆっくりとこの絶景を満喫しよう。
こんなにも素晴らしい雲海にはそうそう出会えるもんじゃないからね。

雪に埋もれた五色ヶ原山荘が良く見えました。
いつかあの五色ヶ原を通り、薬師岳へと歩いてみたい。
五色ヶ原のテン場からこの龍王岳を眺めてみたい。

まだまだ歩いてみたい登山道がたくさんあるな....。



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14:05、「浄土山南峰」(2839m)登頂。

雪に埋もれているのは富山大学立山研究所です。



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いよいよ龍王岳に近づきました。
岩稜部の雪はほぼ溶けているようです。



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ピッケル・アイゼンを解除し岩稜に取り付きます。
凍結に注意しながら、一部露出していた夏道を利用しました。



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南部の視界がさらに広がり始めます。
雄山直下にある一ノ越も良く見えるようになってきました。



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山頂直下で我々と同じ方向を眺めている雷鳥に出会うことまで出来ました。



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毎日こんな景色を眺めているなんて羨ましいな。



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そしてその時が近づきます。



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14:37、「龍王岳」(2872m)登頂。
我々にとって、初めてとなる頂に立つことが出来ました。

しばし日本百高山、第41位からの絶景を楽しみます。



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同定することが困難なほどに、数多くの山々が見えています。



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ここから眺める薬師岳は、ひときわ大きく美しい山容だ。
五色ヶ原の上に大きくそびえ立つこの山を見ると、また立山にやって来ることができたんだといつも実感することができる。

私にとっては未踏の百名山である。
今年こそはその頂に立ってみたいと考えている。



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黒部五郎岳である。
北アルプスの秘境にあるこの百名山も未踏の一座だ。



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笠ヶ岳はガスに隠れてしまったが、赤牛岳・水晶岳が間近に見えている。
黒部湖へと続く深い谷を隔てて穂高連峰・槍ヶ岳を遠望することができた。



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眼下には黒部湖の上流部を見ることができた。
奥手にある表銀座の峰々へもまた訪れてみたい。

先端を鋭く突き上げている針ノ木岳・スバリ岳周回にも素晴らしい思い出がある。

過去自分の登ったことのある山々を別の山から眺めるのがとても好きだ。
不思議とその時の空気感までを鮮明に思い出すことができる。



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山頂からの景色に涙したのは久しぶりだった。
素晴らしい思い出がまた一つ大好きな立山エリアに加わった。

日が沈むまでこの場所にいたかったが、後ろ髪を引かれる思いで下山を開始した。



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「浄土山南峰」近くから雲海を眺めると、まるで大海原に浮かぶ孤島の様な鍬崎山を見ることができた。
雲海により曖昧となった、空と海との境界線は儚くも美しい自然の造形美である。



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今日もずっと二人だけの静かな山行だったね。
良い思い出がまた増えたね。


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踏抜きも少なかったので、一ノ越へは向かわずに冬季限定のショートカットを行うことにした。



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シリセードを交えて一気に標高を落とす。



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その後はあまり標高を下げ過ぎないよう注意しつつトラバースを切れば、無駄な登り返しを行うこと無く室堂山荘へ戻ることが出来る。
ショートカットのおかげで、予定より1時間程行程を短縮することができた。



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16:35、室堂山荘到着。

やや時間が遅かったこともあり、見渡す範囲に人はいなかった。
まるで我々二人だけしかいないような、とても贅沢な立山エリアであった。



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おつかれさま。
まずは乾杯を済ませ、しばらく体を休める。

すると日が傾き始めたので再び外に出てみることにした。



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今回立山でみる最後の太陽が日本海へと沈み始めていた。



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今年も感動をくれた奥大日岳がアーベントロートに染まる。



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今回立山に登ることは無かったけれど、初日からずっと姿を見せ続けてくれたことに感謝したい。

雲海と海との曖昧な境界線へと太陽が音もなく落ちていく。
その姿がただただ美しかった。
そして少し寂しくなった。


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また来年も同じ場所に立てるといいな。



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夕食を食べお風呂で汗を流す。
朝食共にとても美味しく頂いた。


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最終日の今日も、下山してしまうには惜しい快晴の立山であった。
しかしカオス状態になる室堂ターミナルは避けたかった上に帰路は長い。

7:12、室堂山荘を出発する。


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室堂ターミナルはまだ静かな状態だった。
8:00のバスに乗車し、車窓に流れ去る立山へ別れを告げた。



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9:10、立山駅に戻って来た。

つい先程まで雪山にいたはずなのに初夏の装いだ。
新緑の緑が実に目に優しく感じられた。



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途中、以前から気になっていた立山博物館へ立ち寄ってみた。
館内の撮影は禁止されていたのが残念であるが、学芸員も配置され見どころ十分な素晴らしい施設である。

中でも立山信仰にまつわる展示、そしてそれまで未踏だと思われていた剱岳山頂で発見された錫杖・鉄剣の実物の展示には感動せずにはいられなかった。
興味のある方はぜひ立ち寄ってみることをお薦めしたい。


さて、本当はGWの参考にしていただきたく書き始めた今回の立山レポでしたが、遅筆がたたり随分と時間がかかってしまいました。
既にGWに突入しておりますが、今シーズンの残雪期は雪崩発生の条件が整っているように感じます。
雪が少ない分、歩行技術も高いものが求められます。
皆様の残雪期登山が、安全に十分留意された楽しいものになることを願います。



おしまい。

今回も最後までお読みいただきまして大変ありがとうございました。



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by yama-nobori | 2016-05-01 09:45 | 登山 2016 | Comments(4)
Commented by hs at 2016-05-01 17:48 x
YKさん こんばんは!
立山の素晴らしい絶景、臨場感あふれるコメントと画像、感激と感動、直ぐにでも行きたい衝動に駆られます。
この残雪期はアクセスも可能になり行きたい所ばかりです。積雪期には無理ですが再訪したい山の一つで山友の3,000M峰登頂目標の山でもあります。
夏の終わりから初秋にかけ計画しています。栂海新道・毛勝山・日本百高山などはは歩いていますが文字が出てくるとわくわくします。
 GW明けは南アルプス南部を狙っています。
Commented by らは at 2016-05-02 11:26 x
立山から水晶超えて烏帽子まで行ったことがあります。お盆休みの5泊6日でした。晴れたのは、野口五郎から烏帽子だけであとは雨(笑)。修行でした、、、。でも野口五郎から見た槍には癒やされました!
Commented by yama-nobori at 2016-05-12 20:48
> らはさん

ものすごーーく、お返事遅くなりごめんなさい。
5泊くらい篭りたい山域ですね。

昨年は計画があったんですが破綻してしまいました...
今年こそは!!
Commented by yama-nobori at 2016-05-12 20:50
> hsさん

南部のお誘いありがとうございました。
タイミングが合わずに残念でしたが、お天気は最高みたいですね!!
またメール下さいませ。
鋸、近い内にいかがでしょう?

山友さんなら目標楽勝なのでは!?(^^)
よろしくお伝え下さいませ!!
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