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白銀に光り輝く天空の立山①@奥大日岳・浄土山・龍王岳 2016.04.19(火)~23(土)



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今回は「立山黒部アルペンルート」全線開通直後(4.16)の立山を満喫して参りました。

毎年恒例としているこの時期の立山通いも今回で6年目となり、煩雑な入山も実にスムーズに行えるようになりました。
その辺りのノウハウは昨年の記事に詳しく書いてありますので、今年の記事と併せて参考にして頂ければ幸いです。





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今年の入山も昨年の記事に書いた理由により、富山側の立山駅から行うこととなりました。
ナビによると八王子からの移動距離は約430km程、所要時間はおおよそ5.5hの東京-埼玉-群馬-長野-新潟-富山6県に跨る大移動。

前入りを行うため、今回のお供となるK嬢を、午前中に八王子にてピックアップを行いました。
そしてさあ行くか、と走り始めたその直後....
「そこの◯◯◯の運転手さん」と公僕白バイに呼び止められました。

開口一番名前を聞かれたので、目上の人間にものを尋ねる場合にはまず自分から名乗るのが筋であろうと諭し、行き先を尋ねられたので義務では無いことを聞くのは時間の無駄遣いだからやめろ、そもそもこんな善良な市民いじめに税金を使っていないで、大変な目にあっている土地に赴いたらどうだと提案を....
こんなことして心が傷まないのか、お前の年収はいくらなんだとの質問は全て軽くスルー
免許や諸々の確認とを素直に終え、一時停止違反による青切符をよこしやがった頂戴しました。

これが親に胸を張ることの出来る、お前のやりたかった仕事なのか?ゴールド免許を返せ、このばかやろーと捨て台詞を残し…

この怒りのせいもあり、しばらく根に持ったまま高速を飛ばしに飛ばして素直に反省した私は男らしくスパっと気持ちを切り替え、安全に留意しながら高速をのんびりと走り立山市内で買い出しを済ませ、立山駅に18:00到着となりました。



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立山駅の駐車場には、扇沢から回送された大量のツアーバスが並んでいました。
予定時刻を大幅に過ぎてもなかなか降りてこないツアー客を待ち、待機しているのだそうです。
どの運転手さんもこの後に向かうホテルなどとの時間調整にやきもきされておりました。

ツアーはてっきり爆買なお国の方々だと思っていまいたが、運転手さんの話では、ほぼ100%が台湾からの観光客なんだそうです。
尚、日本人の割合は全体の一割程度、その内殆どの方が写真愛好家とBC、登山者はほぼいないというのが開通直後の平日の立山の姿なのです。



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駐車場はまばら。
始発7:00のケーブルカーに乗る為、40分前から販売が開始される当日券売り場(5日間有効)に並びます。
ちなみに人が多く乗りきれない場合には臨時便が出るので、さほど焦る必要はありません。



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尚、チケット購入より先に荷物を乗り場の列にデポして置くのがお薦めです。
この日は先頭をゲットすることが出来ました。



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駅前には水場があります。
勿論ここで汲むことが可能ですが、これから向かう室堂でも給水可能ですから容器だけあれば問題ありません。
立山エリアで水に困ることはまず無いのです。



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改札開始時にはアナウンスがありますから、それまではふらふらしていても問題ありません。
もし混雑等でトイレに行きそびれても7分後に到着する美女平では必ず待ち時間が発生しますから、そちらで済ませるのも良いでしょう。



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空いていれば荷物を車内に持ち込むことが許可されます。
混雑時には進行方向とは逆に取り付けられている貨車に荷物を乗せることになるので、下車時には出遅れることになります。
よって可能な限り車内に荷物を持ち込めるよう交渉し、進行方向最上段に乗ると、後の展開がスムーズです。



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美女平でも先頭をゲット。
荷物をセットしたら改札開始までしばらく待たされることになります。



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美女平はとても美しいところです。
改札で並んでいるのはストレスなので、外の空気を吸われることをお薦めいたします。

尚、昨年まで徴収されていた手荷物料金は廃止となりました。
その代わり、スノーシュー・アイゼン・ピッケル・ストック等の先端が鋭利なものへのカバーが必須となりました。
バスに預けることは出来ずに手荷物として車内に持ち込むことになります。
どうしても車内に預けたい方は、現地で売られているものを購入することも可能なようです(未確認)。
ちなみにバスの荷物置場は大変に汚れているので、汚したくないものを外付けしていると後悔します。

美女平から標高2450mの室堂までは約50分間のバスの旅が始まります。



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バスは助手席を使用し基本的には満員状態で走り始めます。
ここでも臨時便が随時用意されるので全く焦る必要はありません。

しかし進行方向左側の窓席に座る事ができれば、移動中に幾つかの観光名所を良い位置で見ることが可能となります。
このために我々は先頭位置にこだわっていたのです。

これは日本一の落差を誇る「称名滝」です。



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標高が上がるにつれ、車窓に雪が増え始めます。



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やがて薬師岳や弥陀ヶ原などの美しい景色が流れ去り、視線左手に大日岳と剱岳、そして正面に立山を捉えるようになれば「雪の大谷」と呼ばれるエリアです。
昨夜降雪があり、この日は朝の4時から除雪作業が行われていたようで、若干遅れ気味での室堂到着となりました。

ちなみに立山三山とは「別山・立山・浄土山」のことであり、「雄山・大汝山・富士ノ折立」の総称を「立山」と呼びます。
勘違いされている方が多いのでご注意を。



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朝一でやってくることが出来れば、扇沢からの始発より早く到着することが可能です。
しかも安く済むので黒部ダムなどの観光に興味が無いのであれば、立山駅からの入山をお勧め致します。

この時間の人はまだまばら。
到着したら貴重品を抜き、端の方に荷物をデポし「雪の大谷」へと向かいます。

この時間では、まだ閉鎖されているゲートを突破通過します。



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すると誰もいない雪の大谷に降り立つことが出来るのです。
管理している守衛さん達は明るく「いってらっしゃい」と見送ってくださるのでご安心を。



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一年ぶりの貸し切り「雪の大谷」に大はしゃぎなK嬢です。



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2015年は19mもあった「雪の大谷」ですが、今年は13mと6m程低くなっています。
しかしそれでも圧巻の光景です。
ちなみに落書きの一切ない綺麗な状態での雪壁を見ることが出来るのは、この開通直後の数日間だけなんですよ。



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「雪の大谷」をしばらく進むと、あまり人のやってくることのない開けた展望地に立つことが出来ます。



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剱岳。
雪はやはり少ないですが流石の風格です。
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奥大日岳。
望遠で寄せ、翌日のルートを確認しました。
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雄山。
積もったばかりの雪がウィンドクラストしテカテカに光っています。



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この日の予定は雷鳥沢キャンプ場への移動のみ。
時間はたっぷりとあるので観光に専念しました。

それにあのツルツルの雪面状態で登山を行うには正確なアイゼンワークが求められますから、経験の浅い方が安易に取り付くのは注意が必要です。
写真では伝えることができませんが、やや強い風が吹き続けていたこの日の室堂エリアでした。



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来年もまた同じ景色を見られるといいね。



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NHKの取材が入っていました。
もう放映は済んだのであろうか...。



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さあ、そろそろ戻ろう。



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室堂に来たらやっぱりこれだよなぁ。



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9:30、食事を終えると人が増え始めたので移動を開始します。

ちなみに1Fにあるトイレは大変に混雑します。
その場合には、いつでも空いている2F・3Fを利用すると良いでしょう。



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表に出てみると販売用の写真撮影に長い列が出来ておりました。
室堂ターミナル周辺200m程は一般観光客のカオスになるので、お急ぎの方は早々に離脱しましょう。
少し離れてしまえばスニーカーである彼らはやって来られなくなります。



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室堂ターミナル(=ホテル立山)の外に出てきました。
さて、このホテルにはライブカメラが取り付けられています。
(室堂ライブカメラへはこちらをクリック)



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お暇な方はこんなことをすると面白いかもしれませんね。
中央で万歳しているのがK嬢です。



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お天気に恵まれた白銀に輝く標高2450mの室堂は碧と白の世界。
最高のお天気に皆さん揃って笑顔です。

さあ、そろそろ出発しようか!!



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ちょっとした目的がありました。
「みくりが池温泉」方向へは向かわず、「室堂山荘」を経由し雷鳥沢キャンプ場を目指します。




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歩き出したものの、あまりに素晴らしい景色なのでなかなか先に進むことが出来ません。



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しかし歩き始めから僅かに20分、急に雲が湧き始めてしまい辺りが急激に暗くなりました。



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奥大日岳の上空はすっかり灰色の空。
高山の天候変化の速さにはいつも驚かされます。



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室堂山荘から「雷鳥沢キャンプ場」(2280m)へは、標高を170m程下げることになります。

雪面が固く締まっていて平地は歩きやすい状態でしたが、下りではスリップして危険です。
特に私は38kgの大荷物だったので、一度バランスを崩すと体制を立て直すことが困難です。

ここでアイゼンを装着することにしました。



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少し大回りした目的は雷鳥探しです。
「みくりが池」近くのハイマツ帯は室堂ターミナルから最も近い彼らの生息地なのです。

しかしこの日はどんなに探しても見つけることができません....。



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ハイマツ帯を追って、とうとう「みくりが池温泉」までやってきてしまいましたが、やはり彼らに出会うことは出来ませんでした。



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しょんぼりと肩を落とし、地獄谷の火山性ガスにむせこみながら、すっかり灰色の世界へと変わってしまった登山道をとぼとぼと進みました。



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雷鳥山荘から見下ろすとキャンプ場が見え始めました。
15張りほどのテントが張られいるようです。



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雷鳥沢ヒュッテが見えて来ました。
あとはこの急坂を下りきればキャンプ場に到着となります。

実は目の前を雷鳥が飛び去って行きましたが撮影することは出来ませんでした。
今回はきちんと彼らに会えるんだろうか...。



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11:30、管理棟からはやや離れた場所を選定しました。
雪は固く締り水平が出ていたので、特に整地は行わず設営を行います。

利用料金は1日1人500円、2泊以上は何日いても1000円です。
水は無料、トイレは水洗でペーパーもあり大変に清潔です。
管理棟にて受付を行います。



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気温は-2℃。
天気はやや崩れ始め、粉雪が舞い始めました。



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12:00、お宿の完成です!!

今回はゆったり過ごすため4人用テントを用意してきました。
あ、もちろん設営したのはK嬢ではなくこの私ですw



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歩荷もこの通り頑張りました。


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さあこの後にやることはただ一つです!



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鶏肉とキノコをニンニクソースでソテーし、かんぱ~い!!
外は冴えないお天気でしたが、テント内はほかほか。
至福のひとときを過ごします。

そしてこの後私は少し眠ってしまったようです。。。



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目が覚めるとテント内がやけに明るいので外に出てみます。
すると青空が戻ってきてくれていました。



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翌日の天気予報は「晴れ」。
予定では「奥大日岳」へ登り、その後余裕があれば「別山」へも足を伸ばす予定です。

今年も無事登れるといいな。
さあ、ご飯にしようか。



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18:00、キムチ鍋完成!
〆はラーメンを食べました。

ちなみにこの鍋は知る人ぞ知る、大菩薩嶺「丸川荘」の通称「丸鍋」です。



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19:30、外に出てみると立山の雪面が月明かりを受けてキラキラと輝いていました。
風もなく静か、とても幻想的な美しい夜の雷鳥沢キャンプ場です。



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さあ、明日は頑張ろうね。
翌日の準備を済ませ、この日は早めの就寝となりました。


第二部へと続きます。


今回も最後までお読みいただきまして大変ありがとうございました。

おしまい。



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by yama-nobori | 2016-04-24 17:26 | 登山 2016 | Comments(0)
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