②南アルプス最南端の3,000m峰を目指す@聖岳 2014.08.30~31


f0344554_13042791.jpg
『茶臼岳』登頂を果たした①からの続きとなります。






f0344554_13272092.jpg
茶臼岳登頂後は、次なる目的地『上河内岳』(かみこうちだけ)を目指します。
分岐にデポしたおいたザックを回収し、先を急ぎます。



f0344554_13272064.jpg
この後は二重山稜と言われる稜線歩きとなります。

二重山稜とは、二つの稜線が平行して走っている場所のことで、二つの稜線の間にはくぼ地が形成されます。
もともとひとつであった山稜が重力によって正断層が形成され、それに沿って尾根がズレ落ちることで、もともとの山稜と、ズレ落ちた山稜との二重稜線が形成されるのだそうです。


f0344554_13465897.jpg
f0344554_13465893.jpg
う~ん。
ガスガスの写真じゃわかりませんよね(^^;

まあとにかく、せっかく上げた標高を再び緩やかに下げているのは間違いありません。
ひぇ~。もう勘弁して下さい・・・。



f0344554_13041051.jpg
f0344554_13041006.jpg
あまりに標高を下げるもんだから、また森林限界の下に来ちゃった(^^;



f0344554_13041026.jpg
f0344554_13041029.jpg
f0344554_13041497.jpg

すると突然視界がひらけた素敵な場所に飛び出します。
池塘がありそうな雰囲気です(^^)




f0344554_13041526.jpg
そのまま歩を進めると奇岩が現れました。
竹内門というのだそうです。



f0344554_13041563.jpg


f0344554_13041576.jpg
凄いチャートです。
どうしたらこんな物が出来上がるのかと、しばらく見入ってしまいました。



f0344554_13041564.jpg
この竹内門を過ぎると、斜度が一気に強くなります。
ガスで良くわからなかったのですが、上河内岳の直下に取り付いていたのでした。



f0344554_14041843.jpg
強い斜度をひたすら登ります。




f0344554_13041849.jpg
f0344554_13041866.jpg
すると「上河内岳肩」と呼ばれる鞍部に到着しました。
ここにザックをデポし山頂を目指します。



f0344554_13041577.jpg
13:00、標高2,803m『上河内岳』登頂成功です!!
でも、ここからの展望は本当に素晴らしいようなのでちょっぴり残念。



f0344554_13041427.jpg
また絶対に来るもんね!!



f0344554_13041887.jpg
ザックを回収し、本日のお宿となる聖平小屋を目指し、再び歩き始めました。

すると親子の雷鳥に遭遇。

南ア深部の雷鳥は全く逃げません。
可愛いねぇ(^^)



f0344554_13041814.jpg
f0344554_13041810.jpg
もうすっかり秋ですね。


f0344554_13041825.jpg
あ、マツムシソウだ!!
勲章みたいに派手だよねぇ~(^^)


f0344554_13041867.jpg

f0344554_13042248.jpg
f0344554_13042229.jpg
そしてこの後、再び信じられないくらい標高を下げます。

あ~こんなのばっかり(笑)

あまりに下げるので再び植生がころころ変わって行きました。




f0344554_13042293.jpg
f0344554_13042214.jpg
いくらなんでも下がりすぎだろ?と地図を何度も確認しますがルートに乗っているようです。

ついには樹林帯にまで降りてきました。

おいおい、これから南ア最南端の3000m峰に登るんだよね?(^^;



f0344554_13042238.jpg
14:40、ついに小屋と聖岳との分岐に到着しました。

ここの標高は2,300m。
上河内岳からは、実に500mもの標高を下げていたのです。もったいない(T_T)

体力はまだまだ残っていたし、明日の天気がわかりませんでした。
雨の降っていない今のうちに聖岳をピストンしておこうかとも思いましたが、実は小屋で友人が待っている可能性があったので、そちらに向かうことにしました。小屋でゆっくりしてみたかったしね♪



f0344554_13042294.jpg
小屋まで木道が続いています。

そうそう、小屋で携帯は通じませんが、この木道周辺ならdocomoが安定する場所もありました。



f0344554_13042222.jpg
14:48、憧れの聖平小屋に到着です!!


f0344554_13042718.jpg
さっそく受付を済ませます。
朝食無しの夕食のみ。シュラフ持参なので-¥1000円。
¥6,500-でした♪


f0344554_13042757.jpg
f0344554_13042754.jpg
この小屋には名物があります!!
ウェルカムフルーツポンチ!!

うまいっ!!うますぎます!!(T_T)じーん



f0344554_13042796.jpg
取り敢えず寝床に荷物を下ろしに行きます。
元気なおねぇさん達が楽しいそう♪
この後、お話に混ぜて頂きましたよ(^^)楽しかったなぁ~



f0344554_13042739.jpg
f0344554_13042785.jpg
f0344554_14364308.jpg
決して広いわけではありませんが、どこもかしこもピッカピカ!!
そして細かいところにまで、あったらいいなー、便利だよなー的なものが必ず置いてあります。

さすがは山岳会管理の小屋です。



f0344554_13043187.jpg
そして、何より気持ちよかったのがスタッフさん自身がとても楽しそうに働かれていること!!
この小屋への思い入れがビシビシ伝わって来ました。

みなさん気さくな方ばかりで、お忙しい中いろいろなお話に付き合って頂き、心がほっこりしました♪
あるんですね、こういう素晴らしい小屋が。



f0344554_13043157.jpg
f0344554_13043180.jpg
そうそう、この日は生憎のお天気だし長野側からのルートは閉じているので小屋はがらがら。



f0344554_13043173.jpg
テン場もがらがら~(^^;


f0344554_13043109.jpg
夕食は16:30か、17:00からという事だったので私は遅い方に。

会う予定でいた友人は残念ながら入山を諦めたみたい。
スタート時から雨じゃあ凹むよね。また会おうねぇ~!!

という訳で、独りで飲み始めます(^^)/ぷはぁ~



f0344554_13043195.jpg
f0344554_13043749.jpg
空き缶を捨てて・・・



f0344554_13043761.jpg
トイレに向かいます。
この小屋の唯一の難点はトイレが離れていることかしら??

でも道は整備されているし、夜間は電気も点くので、小屋のサンダルでOKです。



f0344554_13043748.jpg
水場にはなんとタワシが!!
これがあれば汚れた靴屋やゲイターなどが洗えます。
素晴らしい配慮にまたまた感動です。



f0344554_13043739.jpg
f0344554_13043708.jpg
そして、こちらがトイレです!
綺麗!


f0344554_13043793.jpg
そしてなんとなんと水洗です!!
ブラボぉ~(^^)/


f0344554_13043731.jpg
素晴らしいトイレにひとしきり感動してから小屋に戻ります。



f0344554_13043798.jpg
小屋に戻ったあとは、おねぇ様方の輪に入れていただきました(^^)
同じ趣味を持つもの同士、すぐに仲良くなれますね。

営業中の小屋には、ほとんど泊まったことがない私ですが、たまにはいいもんですねー。
ソロでの小屋泊まりって・・・4回目かな?内2回は避難ですが(^^;

そうそう、こちらの真ん中の女性は、今回の聖平で百名山達成だそうです!!
おめでとうございます!!すげー!!

みなさん、海外登山の経験があったり、百名山を目指している方ばかり。
自分もこんな風に歳を重ねて行けるといいなー。
やっぱり健康が一番ですね!

またいつかどこかでお会いできることを楽しみにしております(^^)/



f0344554_13044852.jpg
こちらが楽しみにしていた夕食です。

どこれもこれも美味しくて大満足!!
スタッフさんがにこやかにご飯をよそってくれます(^^)



f0344554_13044883.jpg
そしてなんと、聖小屋からあの方へ百名山達成のプレゼントが送られました!!

みんな揃って拍手です!!
おめでとうございます!!ヒューヒュー!

自分にももし、その時が来るならこんな風にされてみたいなぁ。
聖岳は最後にしたほうが良かったのかな?(^^;



f0344554_13044859.jpg
食事の後も引き続き歓談。

でも、さすがに疲れていたので晩酌のウィスキー一杯でちょっと眠たくなりました。
ちょっと横になったら、うとうと・・・。
そんな事を繰り返していたらいつの間にか消灯時間を過ぎていた様です。

周りから寝息が聞こえていました。



f0344554_13044842.jpg
トイレに行き小屋に戻ります。

小屋の中はストーブのおかげでポカポカ。
もともと暑がりな私はシュラフすら使わずに寝ちゃいました。

翌日は荷物の大半を小屋に残し軽荷で聖岳に登り、ご来光を見る予定です。
スタートは3:00。

晴れるといいなぁ~。
おやすみなさい(^^)



↓励みになりますので、よろしかったら『ぽち』っとお願い致します(^^)/


登山 ブログランキングへ


by yama-nobori | 2014-09-03 15:32 | 登山 2014 | Comments(6)
Commented by sugishoo at 2014-09-03 21:47
楽しませて貰いました、
度々、ザックをデポと有りますが、登山道に置いて行くことですか?
遭難者に思われたりとかザックの中の盗難は大丈夫ですか?

山ガールさん達も凄いパワーですね!
たまには小屋泊も良いですね!

それにしても、山小屋で水洗トイレですか、驚きです?
昔やってた、ボーイスカウトの団キャンプ場はトイレが無く、
スカウトがキャンプでの、始めの作業は生ゴミの捨て穴とトイレ用の深い穴堀でした。(勿論、小生は監督です)

聖岳のご来光、楽しみにしています。
ありがとうございます。


Commented by yama-nobori at 2014-09-04 13:55
sugishooさん、こんにちは(^^)

デポとは、おっしゃる通りザックなどの荷物を一時的に登山道や山小屋に置いていくことを指します。
長期の冬山登山を行う場合などは、雪が降らない季節のうちに、食糧や装備を山小屋まで運んで置いておくことなども、デポといいます。

確かに山を登る人が善人だけであるとは限りませんから、貴重品などは携帯するようにしていますね。
冬季小屋などにデポしておいた食糧が動物により荒らされることなどは良くあるようです。

そうですか!ボーイスカウトにいらっしゃったのですね!?
団長さんだったのでしょうか?

地図読み、テン泊、自炊、ロープワークなどはお得意なんでしょうね!
Commented by 山バーバ at 2014-09-13 00:58 x
”山がまんなか"さん、 楽しい山行記録ですね!写真も!。
あの時の皆さんに祝福して頂いた感動!は宝物です。
百座完登の山が 聖岳 になったのは大げさかもしれませんが
”運命”を感じています。奥深い大きな聖岳と、暖かい聖平小屋、そして山の仲間達、総てに感謝!です。ありがとう!
それにしても、フルーツポンチ 美味しかった〜!!! (^^)/  
Commented by 定年ジョイ at 2014-09-17 11:42 x
聖平小屋の夕食で山がまんなかさんの向かい側に夫婦で座り、会話を楽しませていただきました。その後9月14日に魚沼駒ヶ岳に行きましたが南アルプス三山縦走で鍛えられたのかコースタイムの7割で登頂できて自信がつきました。
夫婦で百名山81座目の聖岳までブログに登山の記事を書いたことがなかったのですが、上記URLに生まれて初めて登山関連の記事を書きました。今後は山の写真等も載せようと思っています。
またどこかの山でお会いできるのを楽しみにしています。
Commented by yama-nobori at 2014-09-18 09:09
山バーバさん、いらっしゃって下さったんですね!!

改めまして百名山達成おめでとうございます!!
感動のおすそ分けを頂いて、私にとっても素晴らしい思い出となりました(^^)

これからも益々お元気で、たくさんの山に登られてください。
またどこかの山でお会いできるのが一番ですが、ここにも時々は遊びにいらして下さいね。

山でのフルーツポンチは本当に最高ですね(^^)/
Commented by yama-nobori at 2014-09-18 09:21
定年ジョイさんもいらっしゃって下さったんですね!メチャクチャ嬉しいです(^^)

山はもちろんのこと、無線やカメラのお話でも盛り上がることが出来て楽しかったです。
素晴らしい時間をありがとうございました。

帰りのバスが同じになるかと楽しみにしておりましたが、1つ前の時間に間に合われたようですね。
お会いできずにとても残念に思っておりました。

ご夫婦で百名山、、、ラストはどの山になるのでしょう。
楽しみしています(^^)/

稚拙なBlogではありますが、時々覗いて頂いてコメントを頂戴出来ますと幸いです。

明るく素敵な奥様にもよろしくお伝え下さい(^^)/
南アルプス、八ヶ岳、丹沢、奥多摩にお越しの際は、本当にご一報頂けますと幸いです。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< ③南アルプス最南端の3,000... ①南アルプス最南端の3,000... >>