2014.08.01(金)~03(日) 白峰三山縦走② 農鳥小屋の素敵な我が家♪


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白峰三山縦走①からの続きとなります。





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かつて一度も眺望の得られたことが無い『間ノ岳』(あいのだけ)ですが、今回も到着の少し前から雨が降り出し、数枚の写真を撮るのがやっとでした。

ちなみにこの『間ノ岳』、2014.04.01付けで国土地理院が標高の改定を行いました。
その結果、標高3190mの奥穂高岳と同じになり、4位から3位へ浮上!!
これで山梨県は1~3位までの高峰を有することとなりました(^^)
かつて山梨県民だった私には何気に嬉しいニュースでした(*^^*)/



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いや~しっかし相性悪いなぁ、間ノ岳(^^;
必ずリベンジするぞ!

そうそう、間ノ岳はいつの日か挑戦してみたい、南アルプス7峰縦走路(北岳-間ノ岳-塩見岳-悪沢岳-赤石岳-聖岳-光岳)の分岐点でもあります。

1週間、休みが取れればなぁ・・・。



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間ノ岳からは本降りの雨に叩かれながら農鳥小屋を目指します。

農鳥小屋は間ノ岳と西農鳥岳の鞍部に位置します。
ですから、本来なら鳥目線で農鳥小屋を見下ろしながら歩くことの出来るとっても気持ちのよい稜線歩きなのに、雨で滑って景色も見えず、遠くに雷まで聞こえて来てちょっぴり悲しくなりました。

※文字が怖いw



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そうそう、この南アルプスには、ある一定以上のサービスを受ける事が出来る、北アルプスの様な洗練された山小屋システムはあまり無く、どちらかと言えば「泊めさせていただく」的な、小屋が客より上位に立った運用がまだまだ残っています。

そんな南アルプスの山小屋の中でも、特に有名なのが農鳥小屋の「農鳥親父」です。
興味のある方は、ググってみてください。

2015.06.17 農鳥小屋特集へのリンクを張りました。
(こちらをクリック)

まあ賛否両論あると思いますが、事前にわかった上で接するならば、白峰三山縦走の一つのイベントとして面白いかもしれません。ただ潔癖症の毛がある方は止めておいたほうが無難です。

山小屋を利用せずテントを担いで行動するのが私のスタイルです。
ですが、昨年はこのイベントを楽しむ為だけに農鳥小屋に泊まり、予想以上のとんでもない想像を超えた素晴らしい体験(?)を楽しみました。
そして誓いました。もう二度と農鳥小屋には泊まらない、再訪するなら絶対テン泊だと。

※赤い屋根が農鳥小屋



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農鳥小屋に到着すると雨が上がりました。
良かった、これでテントの設営が楽になる(^^)



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小屋からはちょっと離れた場所に我が家を建てます(^^)


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この後、水場へ給水に向かいますが往復30分とのこと。

ただ、よく○○分とは言っても、実際にはたいしたこと無いことが多いので気楽に出かけました。
が、信じられない程、標高を下げ続けます。どんどんどんどん下って下って・・・。

ここの水場は本気の往復30分でした(T_T)ふぅ~

でもね、この水は本当に美味しくてビックリしました!!



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そうそう、これはトイレです。
とってもワイルドな作りで、便座、鍵などはありません。
また、男女の区別が暗黙の了解で、なんとなく成り立っているだけなので、いつ扉が開くのかドキドキです。
極めつけは、完全な垂れ流しなので、下を見ると数十年分の堆積物とティッシュが・・・。

ここに物を落としたら終わりです。
大切なものは小屋に置いてきた方が良いと思います。はい。

食事が☓なのも、小屋が汚いのも、親父さんに癖があるのも、まあそれは良いでしょう。
でもね、ここは国立公園です。真面目な話、いつまでこの状態を続けるんだろう。
なんでここにだけは行政が入らないんだろう??

最近、南アルプスはユネスコエコパークに登録されました。
大丈夫なんでしょうか?


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まあ、もっともな事が書かれています。
ただ実際には、この範疇を大きく逸脱した要求を登山者に投げかけてくるので、名物親父になったのです(苦笑)

・12:30に通過しようとした登山客を遅いと言って怒鳴りつけるのは「?」ですよ?
・やっとの思いで16:00に到着したテン泊者に、「No Goodですねぇ~。お前には水はやらない」というのは「?」ですよ?※昨年は水場が枯れてました。



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ここは調理用具置き場です。
野ざらしw


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宿泊棟全景。
ここに入ると無力感に包まれます。

みんな元気出せよ(^^;
もう少しで夕食だよ?あ、だからか・・・。



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親父はマタギです。
山はもとより、動植物の知識は素晴らしいものがあります。
甲斐犬を3頭飼っています。人間の宿泊棟に暖房はありませんがここには・・・。w



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こちらのお方が「農鳥親父」こと深沢さんです。
ちなみに写真を撮られる事はかなり好きで、今回も許可を頂いています。

11月にNHK(BS)で特集が放送されるようです。
環境と衛生問題の取材であって欲しかったが・・・(笑)さてさて



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と、まあ小屋&親父さんの話はこのくらいにして、話を戻します。

ビールを飲んでうとうとしていると、再び雨が降り始めました。
でも、その雨音が丁度良い子守唄に・・・。



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目覚めると雨が上がっていました。
一気に気温が下がりましたが、空気が澄んで遠くの山々まで見渡せるようになりました。

2800mの我が家。
寝ながらちょっと顔を外に出せば、中央アルプスが見えるんです(^^)
夜になれば天の川を中心にした満点の星空、甲府盆地の夜景が見えるんです。

テント装備は確かに重い。
けれど、この自由なスタイルが大好きなんです。



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さあ、翌朝は3:00に起きて、4:30スタートだ!!
早く寝よう。
おやすみなさ~い!!

更に最終章③へと続きます・・・。



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by yama-nobori | 2014-08-06 17:06 | 登山 2014 | Comments(2)
Commented by sugishoo at 2014-08-06 23:11
こんばんは、
コメントへの返信、ありがとうございました。
こちらこそお認めくださり、恐縮しています。
今、改めて地図を片手に前回よりのコースを追ってます。
ドライブロードマップで大雑把ですが、コースの凄さは分かります
(間ノ岳3,189となってます、今度は国土地理院を用意します)
単独登山でこれだけの記録写真を残して。
強風でテント飛ばされ、暴風雨で身動き取れぬ恐怖も有ったと思いますが、北岳だけで何十回と凄すぎます!
Commented by yama-nobori at 2014-08-07 08:43
sugishooさん、いつもありがとうございます(^^)

あわわ・・・地図でまで確認して頂いているようで恐縮です。

このルートの核心部は、農鳥岳から奈良田への下山路です。
写真ではお伝えしにくいのですが、斜度が強く、状態がとても悪いのです。
また、装備の重さと湿度の高さが重なるため不快度MAXです。

しかし、なんで私はせっかくの休みのたび、こんな疲れるようなことばかりをしているのでしょうか?(笑)
sugishooさんも山は登られていらっしゃるのでしょうか?
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