2014.07.12(土)~13(日)  息子さんの南アルプスデビュー@北岳




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一番好きな『山』は?と聞かれれば、迷うことなく答える『山』が北岳です。
そんな思い入れの強い北岳を息子さんと登って来ました♪

※北岳は標高3192m、富士山に次ぐ、国内第二位の高峰です。






この週末はシーズン最大級の台風接近などのニュースがあり、なかなか山行予定を決められずにモヤモヤした気持ちで過ごしていました。
まあ、土曜日は久しぶりに家でゆっくり過ごし、日曜日には鋸岳にでも登りに行けばいいかな?と考えてはいたのですが・・・。

ところが木曜日になると台風の足が早くなり、金曜日の早い段階で関東を通過、土曜日は晴天になるとのこと。こうなるともう、居てもたってもいられません。

おそらくあれだけ台風情報が流れていれば、きっと人気の山であってもツアーのキャンセルなどで空いているだろうと予想し、ずっとずっと温めていた、息子の南アルプスデビューを実行に移すことにしました。

そう、決戦の地は、愛すべき山、『北岳』です。

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ただ、出発の直前、心配事が一つありました。
数日前に、北岳の登山口である広河原に向かうルートの一つ、夜叉神峠~広河原間が、崩落により通行止めだという情報を掴んでいました。
そして金曜日の朝、もう一つのルートである奈良田~広河原間も、倒木によりバスが運休になったという知らせが飛び込みます。
これはダメかなぁ?と思っていましたが午後には無事に開通(^^)
これを受け、予定通り、金曜日から奈良田へ前入りし車中泊を行いました。

写真は中央道からの白根三山です。
明日は無事、あの一番右の頂に立てるといいなぁ(^^)


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奈良田第1Pの良いポジションを確保。
4:00に起床し、5:30スタートのバスを待つ列にザックをデポします。

本来この第1Pに停めさえすれば誰もが座って広河原に入ることが出来るのですが、この日はちょっと事情が違っていました。



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到着したのはこのバス2台だけ。増発は無く、タクシーも無かったようです。
おそらく台風の影響で客が少ないと踏んだのでしょう。この辺りの後手後手加減が嫌なんだよなぁ・・・>山○交通さん



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この後、信じられないレベルでの詰め込みが行われました。
ずっと立っていた方々はさぞ辛かったと思います・・・。



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我々は無事に席を確保。
息子の「いちくん」は、搭乗の数分後には眠りに落ちました(^^;
そうだよね、5:00起きだもんね。少しでも体力を温存しておくれ。



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この写りの悪い2枚は、『開運隧道の冬季ゲート』と、『あるき沢橋BS』。
先月の池山吊尾根からの北岳登頂の際、死ぬ思いをしながら辿り着いた思い入れの強い場所です。

この日はバスで30分程度・・・。あ~文明って素晴らしい(T_T)ジーン



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1時間程度バスに揺られ広河原に到着。
いつもならカオスと化しているハイシーズン&晴天の広河原も人がまばら。
これは読みが当たったぞ(^^)

定番の場所から青空に映える北岳をパチリ。
テンションアップ!


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お前とこの吊橋を渡る日が来ようとは・・・。
パパは嬉しいぞ(T_T)



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実はこの日、頼もしい山友が途中まで一緒に登ります(^^)
いちくんも二人が大好きなので嬉しそう!

ちなみにハイシーズン時には、広河原のビジターセンターは大変な混雑となります。
ですから、こちらの広河原山荘でトイレ、給水、登山届などの準備を行うと良いでしょう。



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さあ、頑張って行きましょう!!

と、登り始めて数分。
忘れ得ぬ人が目の前に・・・。

大人気ブログ『山めし礼賛』の書籍版、『げんさんの山めしおつまみ』の著者、げんさんが登ってくるではありませんか!

一年程前、塔ノ岳のオフ会に参加させて頂き、その後もずっとずっとブログを追いかけさせて頂いていました。だからもう嬉しくて嬉しくて(^^) 一緒に写真を撮らせて頂いちゃいました。わーい!

貴重なお時間をお呼び止めしてしまいすみませんでした。
いつかご一緒させて下さいね(^^) 

この後げんさんは流石の足取りで颯爽と登って行かれました。



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ルートは大樺沢からの右俣を選択しようとも思いましたが、増水やスリップが心配だったし、途中にアイスクリームのご褒美があったほうが良いかなと思い、御池小屋経由で登ることにしました。

急登だけど頑張れよ!!



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そうそう、ゆっくりでいいんだよ(^^)



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子供の足だと跨ぐのが大変だよね。



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ここは大人だって泣いちゃうくらいの急登なんだよ。



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適度に休憩を入れつつ標高を上げて行きます。

ただね、いちくんなかなか良いペースだったよ(^^)
一般的な大人のペースは上回っていたと思う。



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この感じが、夏の南アルプスなんだよね(^^)



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いちくんリーダー。
仲間の励ましで頑張っています!
ありがとう>山友よ!



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登り始めて1.5時間程度。
目指す北岳はまだ遠い・・・。



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ほとんど人がいなかったので自分のペースで登ることが出来ました。
北岳デビュー、この日にして本当に良かった。



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急登を終え、斜度が緩くなると御池小屋は間もなくです。



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御池小屋に到着!よ~く頑張った!


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名物の白桃アイス!


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みんな揃って大休憩(^^)/



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ハイシーズン&晴天なのに、ほぼ貸し切り状態(^^)/



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優しい仲間が日傘代わりに傘を貸してくれました。
彼は来年、三つ子のパパになるのです。頑張れ!!



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さあ、今から行くからね!北岳さん!



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さあ、ここからが本番だよ!



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ここで山友達とはお別れです。
彼らは大樺沢大雪渓を上り詰め、農鳥を目指すのです。

しかし結果は・・・(笑)
だからキツイって言ったでしょ?w



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我々はこちら、草スベリルートです。



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しかし、このルートに取り付くと、いちくんに異変が!!
なんと、いちくん絶好調!

全く追いつけなくなります。
まって~(T_T)



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後ろ姿の写真ばかり(笑)

ただ、この少し前、頭よりも大きな落石が数メートル先を弾丸の様なスピードで落ちて行きました。もし気づいたとしても避けることは出来なかったと思います。

このルートでの落石は初めて見ました。
何事もなくて本当に良かった・・・。



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稜線に出るまでずっと二人だけ。
こんな日があるんだねぇ(^^)



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荷物が重くてなかなか次の一歩が出て行きません。

すると「パパ大丈夫?」だって・・・。
よ、よゆうだよ~!!



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下を向いていると良いこともありました。
黒百合!


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頑張れば結果はついてきます。
森林限界に到達すると一面に広がるお花畑が!素晴らしい!

20年程前はもっと下の方から広がっていたんだけどねぇ。
温暖化に起因する鹿の害なんでしょうね。


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振り返れば鳳凰三山と背が並んでいました。



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まだ桜にも出会えました。



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いちくんも写真を撮る喜びを覚えたようです。



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さあ、もうすぐ稜線だよ!



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この先の景色は・・・


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甲斐駒ケ岳どぉ~ん!


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更にもう一歩上がると・・・


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仙丈ヶ岳どぉ~ん!



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凄いでしょ?
これが山のご褒美なんだよ(^^)



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誰もいないね(^^)/



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いちくんの方が背が高いよ!


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と、ここであの方と再開!!さすがに早いですね~!!
今日は一体、どんな素敵なお料理を作って来られたんでしょうか?(^^)/
わくわく!

この後一緒に写真を撮らせて頂き、顔出しOKの了解も得ましたが、ここはやはり内緒に(笑)

颯爽と小太郎尾根を歩く、げんさんの後ろ姿のみ掲載させて頂きます。
いつかご一緒させて下さいね!


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そう、それが三点支持。
この岩場を過ぎると目指す北岳肩の小屋(3000m)はもう目の前です。



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手前のエアライズが我が家です。
とても良い場所をキープ出来ました(^^)/
いちくんが場所を選定しましたよ。


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いちと、この場所に立つことが出来るなんて・・・。
うれしいぞぉぉ!!

あれ?看板の色が緑だ!前は黄色だったのにな。凄い違和感(^^;



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かんぱ~い!!頑張ったねぇ~!!


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ハイシーズンにはもの凄いことになる肩の小屋も、この日の宿泊者は10名(笑)
森本さん(小屋のご主人)と久しぶりにお話したかったけれど、この日は下山されて願いは叶わず。


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いちくんが眠いと言うのでちょっと休憩。

いいんだよ(^^)
テントだから時間の制約はないし。ゆっくりしてから山頂に向かおうね。
パパは2本目のビールを・・・。


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ところが、ちょっと休んだら急に元気に。
山頂に向かいたいというので、やや、アルコールが回ったままスタート。



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大好きな角度。
ただここでも違和感が。

あっ!!屋根の色が違う!!
前の方が良かったよ、森本さ~ん!!



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そう、そこが山頂だよ。
ついに来ちゃったね。パパたぶん泣いちゃう(^^;



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ここから山頂までは動画で撮りました。
何度見ても感動で・・・(T_T)



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南アルプスデビュー&北岳登頂おめでとう!!
それから55回目の北岳登頂おめでとう!!>自分

一月前、いちくんとこんなに早く再訪することになるとは思っていませんでした。


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登ってきた広河原、御池小屋が良く見えます。
いつか大雪渓も一緒に上り詰めよう。

お前ならきっと大丈夫。


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あの池山吊尾根だってお前なら歩けるよ。



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この白根三山縦走路はお前と歩きたいぞ!
その向こうの塩見にも一緒に登ろう!



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ここがパパの大好きな山なんだ。
”『山』がまんなか”の『山』なんだよ。

ずっとずっと今日の日を覚えていてくれるといいなぁ。



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奇跡の貸し切り山頂!!



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いちくんに撮ってもらっちゃった(^^)
この写真、大切にしようっと!



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いちくんは誰とでもすぐにお友達(^^)/


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さあ、名残惜しいけれど我が家に帰ろう!


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しかし空いてるなぁ~。

ブロッケンの出やすい時間帯だったけれどこの日はダメでした。
キタダケソウもまた今度ね!


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この後、パスタを作って食べました。
この日はスーパームーンだったけれどガスが強くてあまり良く見えません。

予報では翌日のお天気は下り坂。
雨が降ると危険なので、翌朝は無理ぜずに11:10のバスに乗れる時間に歩き始めることにしました。疲れていて可愛そうだけれど5:30には歩き始める約束をしました。


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4:30、やはりご来光は拝めず。
でも、この時間に起こして欲しいと言われていたので一応この景色を見せました。



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その後、無理やりアンパンを1つ食べさせ、予定通り5:30に出発!


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この素晴らしい稜線にまた帰って来ようね。


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その後、順調に御池小屋に到着。
再び白桃アイス。

この小屋を出発するタイミングで弱い霧雨が降り出しました。
ただ、レインを着るほどではなかったのでそのまま下山開始。



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足の指と膝が痛いのを我慢して頑張りました。
そのおかげで雨に打たれることもなくとっても順調なペースです。


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そして、予定より2時間はやい9:10に広河原山荘へ到着!



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広河原山荘で野菜カレーを食べました。


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今回の北岳、子供はいちくんだけでした。

なんだかちょっとだけ背中が大きくなったような気がするよ(^^)


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ビジターセンターで時間を潰そうと向かってみると乗り合いタクシーが止まっていました。10:00に広河原をスタートです。雨にも打たれずラッキーです!



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下山後は山梨一の秘湯と言われる『奈良田の里温泉』へ。



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素晴らしいトロトロスベスベの泉質に感動!
ほぼ貸切状態でゆっくり温泉を楽しみました。

お風呂を出ると外は土砂降り。ツーリング帰りのライダーさん30人が押し寄せていました。

あ~早く行動していてよかった(^^)


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その後は大きな渋滞に捕まることもなく、14:30帰宅することが出来ました。
夕御飯は、いちくんの大好きな焼肉屋さんへ。
たくさん食べてたなぁ(^^)

さあ次はどこを登ろうか?
そろそろ難しいお年ごろになるけれど、いつまでも一緒に遊んでくれると嬉しいな。

素晴らしい思い出をありがとね。
いちくん!





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by yama-nobori | 2014-07-15 20:24 | 登山 2014 | Comments(4)
Commented by じゅんP at 2014-07-16 00:11 x
いちくんの南アデビューとゆたかさん55回目の登頂、
W記念登山おめでとうございます!
愛情たっぷりの山行記録、読んでて幸せな気持ちになりました^^

私も男だったら良かったなぁ。
そしたらやっぱりゆたかさんのように、息子と一緒に山を歩きたいです。
最高のパートナー、これからが楽しみですね!!


草スベリの落石、わたしも2年前に右俣合流の少し先で遭遇しました。
音は聞こえてもどこから来るのかわからず様子をうかがっていたら、突然上部の草木の隙間から30cmくらいの石が隕石のような勢いで飛び出してきて、私の4~5m先の登山道を横切っていきました。
あの辺りも注意が必要ですね。
Commented by yama-nobori at 2014-07-16 12:08
じゅんPさん、コメントありがとうございます。
また、こんな拙いブログに流れついて戴き、ただただ感謝です(^^)

じゅんPさんも登山をされるのですね!
そうですか、草スベリは危険になっているようですね。
おそらく鹿の食害で保水力がなくなっているのが原因の一つなんでしょうね。

これからどのくらい一緒に歩いてくれるか分かりませんが、いちくんと少しでも多くの山に登りたいと思います。

よろしかったらまた遊びにいらして下さいね(^^)
Commented by sugishoo at 2014-08-10 22:11
チョット遅めのコメントですが、お許しください。
どうしても一言コメントを残したくて。

まずは、息子さん「いちくん」へ北岳登頂“おめでとうございます”
お父さんとの、登山は初めてでは無いでしょうが?
北岳登頂は良い想い出になったと思います!
先に北岳〜間ノ岳〜農鳥岳縦走を拝見していたので、
北岳の凄さに挑戦するいちくんの頑張りが良く分かります。
それ以上に、お父さんの息子さんへの気配りがブログ写真の随所に感じ取られます。
いずれにしても、親子共々、絶対に忘れ得ぬ良い想い出に残りますよね!
Commented by yama-nobori at 2014-08-11 14:57
sugishooさんこんにちは!

はい、息子との登山は準備段階から何かと大変ですが、終わってみればいつも良い思い出ですねー。
特に今回の北岳は思い入れの強い山なのでなおさらでした(^^)/

あいつとはいくつ一緒に登ったかな。え~と、、、、

富士山、北岳、立山(雄山)、北横岳(厳冬期)、北八ヶ岳周遊(厳冬期、無積雪期)、硫黄岳、大菩薩嶺、瑞牆山、三頭山、雲取山、笠取山、陣馬山、景信山、高尾山、、、かな?

もっとたくさん一緒に行きたいんですが、自分の登山が忙しくて(^^;
もう少し涼しくなったら、ちょっと本気の奴に連れてゆこうと思っています!
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