【ダイジェスト版】心の故郷南アルプス南部縦走



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我が心の故郷、南アルプス南部を縦走して参りました。





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初日は雨。
発熱中でもあったため、椹島で停滞し朝から晩まで酒を飲み続けて安静に過ごす。
やがて雨は上がり、夜空には満天の星が瞬いていた。



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夜も明けきらぬ早朝から飛び上がるほどの嬉しい出来事があった。
憧れの廃&藪屋ブロガーの工場長親子と、賢パパに出会い、その上、抜けるような青空の下を一緒に歩くことになったのだ。



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圧巻の赤石岳には言葉を失い。



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荒川三山の雄大さに幾度となく足を止める。



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白峰南嶺は、いつもと変わらぬ姿で私を誘う。



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山肌は溢れんばかりの色彩の洪水。



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赤石岳に墜落した、九七式重爆撃機の残骸にロマンを見る。



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初めて友と踏んだ赤石岳はソロの何倍も嬉しかった。
今年もこの場所に還ってくることができたのだ。



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愛すべき赤石岳避難小屋は変わらぬ姿で待っていてくれた。



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小屋閉め間近の予約者は常連ばかり。



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私の写真が採用されたヤマケイの切り抜きが壁に飾られていた。



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累々と横たわる赤石山脈。
その盟主である赤石岳は私の心の故郷である。



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赤石山脈最南端の3000m峰、聖岳が遠くそして大きい。
明日から始まる長い縦走を思うと、不安と喜びとが心を埋めて行く。



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振る舞われ続けるお酒とおつまみ。
山談義に花が咲く。



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赤石岳避難小屋は、榎田さんとちえこさんの優しさに満ちている。



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暗くなっても飲みに飲んだ。
山の仲間達はどこまでも気持ちが良い。
皆、この赤石岳避難小屋が大好きなんだ。



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赤石岳からの御来光は今年も美しかった。



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また来年。
と、その前に下界で飲みましょう。
後ろ髪を引かれる思いで握手で別れた。

今年も素晴らしい時間と優しさをありがとう!



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一人で歩き始めることが寂しかった。
これからあの峰々を全て越えて行く。



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何度も赤石岳を振り返る。
そんな私の背中を沢山の雷鳥達がそっと押し出してくれた。



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天空の楽園百間平から、錦に彩られた百間洞へと大きく下る。



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前方に小兎岳、兎岳、聖岳、上河内岳。
これから進む行程を思うと25kgのザックがやたらと重たく感じるようになった。



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一座登る度に森林限界まで降ろされ、次の頂目指して再び登り返す。
南アルプスの醍醐味を全身で味わった。



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兎岳の避難小屋は静かで快適な夜をくれた。
この日見た天の川の美しさは生涯忘れることは無い。



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眼前に迫った聖岳の紅いチャートが荒々しい。



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見る角度によりこれ程山容の変化する山も珍しいだろう。
私の大好きな名峰上河内岳が、刻一刻と色を変えて行く。



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茶臼岳、光岳、加加森山。
その奥には、累々と横たわる深南部の山々がシルエットを連ねている。



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残照の色へと変わるまで秀峰達を見つめ続けた。



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ヘッドライトの灯りだけを頼りに、凍結した岩肌を這うように登る。
風が夜のとばりを押し開くと、黎明の中にそれはあった。



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静寂のファンファーレが鳴り響く中、山々が清らかな光で満ち満ちて行く。
陰影が深い谷を更に深くし、やがて山肌を染め上げる。



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赤石岳からは、聖岳山頂に光る小さなヘッデンの灯りが見えたのだろうか。



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聖岳からは800m近く標高を下げ再び登る。



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息も絶え絶えに登り返した南岳から眺めた聖岳は、離れるほどに大きくなっていた。



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再び雷鳥達に背中を押され、錦の上河内岳へと向かう。



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マットを敷いて30分間程景色を楽しんだ。
赤石岳を後にして以降、擦れ違った登山者は雷鳥達の半分以下、同方向は誰ひとりいない静かな山行だった。



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自然の織りなす風景は驚きと感動の連続だ。



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目標にしていたバリエーションは全て計画倒れになった。



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「山は逃げない。」は言い訳だ。
来年こそは目標のルートを歩くんだと心に刻み込み下山を決めた。



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その矢先、私を引き止めたものが茶臼小屋にあった。



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翌朝も遠く鹿の声を聞きながらヘッデンの灯りだけで下りてきた。



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林道に降り立ちガッツポーズ。
臨時駐車場までは音楽を鳴らし、大声で唄いながら一人歩いた。



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湯に躰を沈める。
歩き通すことのできた自分が少し誇らしく、心がじんわりと温かくなった。



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次はまた、いつ戻って来ることができるだろうか。
その日が待ち遠しくて仕方がない。
南アルプスよ、山を教えてくれてありがとう。

本記事は例によって半年....いや、それ以上あとになるかもしれません(^^;

以上【ダイジェスト版】心の故郷南アルプス南部縦走でした。

おしまい。


今回も最後までお読みいただきまして大変ありがとうございました。


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by yama-nobori | 2017-10-05 20:02 | 登山 2017 | Comments(8)
Commented by 賢パパ@楽しい時間を有難う~! at 2017-10-06 04:43 x
あんなところでバッタリ会って一日行動を共にさせていただいた・・・これも何かの「縁」でしょうかねぇ。
楽しい時間を有難うございました。
来年も避難小屋で会いましょう・・・その前に竜爪山かな。(笑)
Commented by Manohiro at 2017-10-09 11:16 x
はじめまして、Manohiroと申します。
ブログランキングから訪問させて頂きました。
私は、関西でハイキングを楽しんでおります。
南アルプスはいいなあ。
いつかは、行きたいと、思うだけ。

Commented by ねも at 2017-10-10 20:12 x
楽しく充実の縦走だったようですね。私の悪口にもかかわらず、赤石岳避難小屋でのゆたかさん人気に拍手(笑)
兎岳避難小屋に泊まったのですか!? 前は何度か通過しましたが、中を覗いたことすらないです。私も上河内岳は良い山と思います。
茶臼小屋のドリンクは無人販売なんですか? 茶臼小屋はやりますね。ゆたかさんが途中でお酒を飲んだのか興味津々!
続編もお待ちしています。
Commented by yama-nobori at 2017-10-10 21:12
> 賢パパ@楽しい時間を有難う~!さん

いや、その前に「飲み」でしょうw
楽しみにしておりますぞ!!!
Commented by yama-nobori at 2017-10-10 21:13
> Manohiroさん

初めまして!!
季節外れの記事ばかり書いている辺境のブログへようそこw

南アルプスは大きくて不便で最高です(^^)/
是非登られてみて下さい。

今後共よろしくお願い致します!!
Commented by yama-nobori at 2017-10-10 21:17
> ねもさん

今年は随分と赤石で名前が出ていたようで....全く恥ずかしいw
農鳥の話題で盛り上がっていたのは、ねもさんだったのでは?と推測しておりますぞ。

兎の避難小屋は良く「でる」と言いますよね。
私はそういうの気にならないのでとっても快適でした!!
空木の避難小屋も大好きですw

夏に一晩中テントの周りをアイゼンで歩かれたのは少し怖かったですが。
こうして元気にやってます。

茶臼はたまたま工事が入っていて小屋の方がいらっしゃったんです。
無人だったら....全部飲んでますわw
Commented by まっつん at 2017-10-13 19:21 x
ゆたかさん、お久しぶりです。。。
丸盆岳でお会いしたまっつんです。月末の避難小屋で再会を楽しみにしていたのですが、急な仕事が入り山行できませんでした(涙)榎田さんやチエコさんにも会いたかったのにとても残念です。南アルプスや深南部でまたバッタリ!な期待感もありますが、やはり赤石岳避難小屋での再会が一番最高です。来年は必ず!
Commented by yama-nobori at 2017-10-15 19:16
> まっつんさん

おおおおお、そうだったんですね!!
お会い出来ていればどんなに楽しかったか!!
バッタリももちろん素晴らしいですが、ぜひご一緒させて頂きたいですな(^^)/
来年は是非連絡取り合って実現させましょ!!

現在藪シーズン中につき南アルプス専門で登ってますw
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