リハビリはバリエーションと静岡観光②@竜爪山/日本平・三保の松原



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竜爪山から下山する第二部のスタートです。

第一部の記事へはこちらからどうぞ。





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12:18、下山を開始する。



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まずは一般道を辿る。



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鉄塔伐採地から見えていたのは、若山だろうか。



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程なくすると、真新しいロープの張られた通過点にやってきた。
危険箇所が多く、直近で発生した重大事故をきっかけに廃道扱いとするようだ。
歴史ある登山道なのに残念ではあるが、致し方のない処置であると言えるだろう。

一般登山者...Hさん御夫婦は変態登山者...



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尾根は広く、特に下りでは道迷いを起こしやすい地形である。




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道迷いに気づいた時は来た道を戻る。
それすら難しい場合には、尾根に向かい登り返すことが登山においての大原則であり、沢地形を下ることはタブーである。
低山の尾根にはまず間違いなく踏み跡が有るので、ルートに復帰できる可能性が高くなる。
見通しのある高い位置に立つことで現在地を把握しやすくなるメリットに加え、携帯が圏内になる可能性も高くなる。

特にこの竜爪山の場合、沢筋には絶対に降りてはならない。
間違えに気づいても登り返すことが困難となり、無理やり下り続ければ重大事故となる。



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広尾根は収束し、登山道は脆い崖の際を通るようになった。



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早朝に通過した、鉄塔から続く急峻な尾根が良く見えた。



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この急峻な地形の竜爪山には、かつて山寺があったのだという。




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尾根の両側は鋭く切れている。
文珠岳西側の地形図を改めて読んでみると、実に複雑な地形をしており驚かされた。




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13:08、「行翁山」到着。



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山頂には行翁堂というお堂が建っていた。
堂内には数体の仏像が祀られているのだそうだ。



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下山後にこの山のことが気になり調べてみると、神仏習合の諸相を数多く読むことができた。
にわかには信じがたい歴史を持つこの山に、俄然興味が沸いてきた。



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立派な石祠があった。
どのように担ぎ上げたののだろうか。



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修経者の穴などがあり興味は尽きない。
ルートを変えて再び訪れたい竜爪山である。



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修行の場にふさわしい地形を下りると沢に出た。



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H旦那さんの案内で登山道を離れ寄り道をした。

「三界ノ滝」という滝があるのだそうだ。
なんて神秘的な名前だろうか。



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足元は悪く道も不明瞭であったが、静かに流れ落ちる隠れた名瀑に癒された。



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13:43、車道に降り立ち下山完了。



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振り返るとこの日歩いた山肌が良く見えていた。



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「安倍ごころ」に戻り、御夫婦の車に乗せて頂いて「口坂本温泉」へ向かうことになった。
畑薙へ向かう際、いつもどんな温泉なんだろうかと気になっていたので、嬉しくて仕方がない。

お湯は最高だった。
源泉かけ流しのお湯が豊富に注ぎ込まれ、独特の肌触りが素晴らしい。
温めのお湯を一時間近く楽しんだ。
再訪決定の口坂本温泉である。



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この日はご自宅に泊めさせて頂くことになっていた。
山好き夫婦の自宅訪問に興味津々だったことに加え、焼肉パーティーだと聞かされていたので興奮が止まらない。

ご自宅の窓は竜爪山と富士山を眺められる方向に向けて設置されている。
特に富士山への眺望は素晴らしく、我々が山に登りようやく見ることのできる姿よりずっと素晴らしい。
これを毎日自宅の窓から眺められるのだからまったくずるい設計である。

クローゼットの中には無数の地形図が整然と並べられていて呆れた驚いた。
しかもコレクションでは無く、バリバリに使用しているのだから頭が下がる。

素晴らしい手料理の数々に感謝、山談義に楽しい時間を過ごさせて頂いた。
※飲食に夢中でこんな写真しか撮っていませんでした(^^;



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翌朝は貴重なお休みだったのにも関わらず、観光に連れ出してくれた。
普段登山後にはろくに観光もせずに帰ってしまうので、実に新鮮で有り難い。

まずご自宅から近い日本平に向かうことになった。
標高が上がるにつれて広がっていく景色に心が躍る。

観光っていいなぁ。



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車を降りて階段を登ろうとすると、まともに歩けない。
情けないことに酷い筋肉痛になっていた。

無傷の御夫婦に笑われながらぽんこつロボットが階段を登る。



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これほどまでの筋肉痛はここ数年間記憶が無かった。
久しぶりの登山であったとは言え、やはり昨日の竜爪山はキツかったのだ。



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竜爪山、実に興味深い一座である。



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ぴょこぴょこと歩いて、しばし日本平からの展望を楽しんだ。



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次に案内して頂いたのは、三保の松原。
世界文化遺産に登録され話題となった、日本三大松原(三保の松原、虹の松原、気比の松原)のひとつである。




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残念ながらパンフレットに載っているようなクッキリとした富士山の姿を拝むことは出来なかったが、美しいカーブを描いた海岸線が素晴らしかった。




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お土産物屋に入ると「訳あり」の抹茶ソフトが半額で売られている。
理由を聞くと、「今日は色の出が悪いから」という、とても良心的な理由で嬉しくなった。
H女房さんにご馳走になってみんなで食べた。

家族へのお土産には、何故か複数箇所で売られている「元祖」安倍川餅を買った。
日本平と三保の松原、次回は家族で訪れてみようと思っている。

H御夫婦さん、厳しくも楽しい二日間をありがとうございました。



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さて、登山にはいろいろなメリットがあると言われ、「健康登山」としてメディアで取り上げられる機会も多い。
心身共に健康になることのできる理想的な頻度は月に2度ほど、可能であれば週に1度登ることが良いのだと何かで読んだ。

しかし私は「健康の為に山に登ろう」などとは考えたことが無い。
いつも寝不足でへろっへろ、下山翌日の出勤では倦怠感で起きられず、山での素晴らしい時間とのギャップに毎回決まって鬱になる。
下界で過ごす時間の方が長い以上、むしろ心身共に実によろしくないでは無いか。

ただ、自分のスタイルで登山を続ける為には、健康であることに越したことはない。
その為にはやはり、「山に登る為に山に登る」、心身を苛めるトレーニングあるのみだ。

最近はふたまわり近く若くて強い仲間達が、こんなおっさんに声をかけてくれるようになった。
ほとんどソロで歩いてきた私にとって、これがどんなに嬉しい事なのか、彼らにはまだ理解することは難しいだろう。

しかし気持ちだけが若くやる気に満ち溢れた、実力を伴わないおっさんほど、タチの悪いものはない。
彼らに老害だと思われることの無いよう、まともな山仲間であり続けたい。

だから、まだまだくたびれてなどいられない。
「山が好きだから登る」
登山にこれ以外の理由がぶら下がるようになったら、見える景色が変わってしまう。
健康・不健康、そんなことは知ったこっちゃあない。

次回の筋肉痛が楽しみだ。


おしまい。

今回も最後までお読みいただきまして大変ありがとうございました。

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by yama-nobori | 2017-06-08 21:52 | 登山 2016 | Comments(1)
Commented by ねも at 2017-06-08 22:38 x
なんと竜爪山にいらしていたのですね。私はこの日、箱根の明神ヶ岳にいました。良いお天気でした。
しかもなんだか超レアなルートで。私は地元民ですが、通常の4ルートしか歩いたことないです。

日本平はわが家の裏山です。ちょっと散歩したいときなどは、自宅から3時間くらい歩くと行って帰ってこられます。
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