息子くんと行く箱根観光①@大涌谷~芦ノ湖 2016.12.03(土)~04(日)



f0344554_14014352.jpg
息子くんを本物の(?)観光地へ連れて行ったのは、一体いつが最後だったろうか。
混雑した遊園地の乗り物の係員にキレ、ママと幼い息子くんを残して一人で帰って来てしまったあの日で間違いない
箱根に行って、名物の「黒たまご」を食べようかと提案すると「やったぁ~!前から食べてみたかったんだよ!」と息子くん。

よし、良い反応だ。
まあ山にも登るんだけどな。





f0344554_14014973.jpg
観光シーズンを外しているので道はスムーズ、ストレス無く早雲山駅までやってくることが出来た。

駅へ向かうとお子様用に(?)イベントが行われており、マニア向けには電車の部品などが売られている。
恥ずかしいから嫌だという息子くんへ、「この二日間俺と上手くやりたかったら乗れ お願いだよ、写真を撮りたいんだよ。」と頼むと渋々乗ってくれた。



f0344554_14014850.jpg
笑えと脅かすと実に良い笑顔の写真が撮れて満足である。



f0344554_14015009.jpg
f0344554_14015078.jpg
早雲山駅からは箱根ロープウェイで大涌谷駅へと向かう。
10分間の空中散歩だ。



f0344554_14014836.jpg
f0344554_14015434.jpg
登山者を筆頭に馬鹿は高いところが好きだと認識していたが、息子くんは下を見るのが恐いという。
おかしいなぁ、お前俺の子だよな?



f0344554_14015501.jpg
やがて噴煙の立ち込める大涌谷が見えてくると、硫黄の匂いが強くなった。
乗車前に配られた簡易ガスマスクに興味津々の息子くんだった。



f0344554_14015563.jpg
大涌谷(おおわくだに)の崩壊地形は、箱根火山の噴気地帯では最大規模のものとなる。
世界中から観光客の集まる観光地だが、2015年に噴火警戒レベルが段階的に引き上げられ立ち入りが制限された。
当時は立ち昇る噴煙が遠くの山からも見えて驚いたが、2016年7月26日、火山ガス濃度が低下し、救護所や避難誘導体制が整ったことにより、立ち入り規制を一部解除した。
箱根のロープウェイ全線運行再開、大涌谷を訪れることが可能になったのは、僅か三ヶ月前の事だった。



f0344554_14015555.jpg
大涌谷に到着し資料館を見学する。
その後はお土産物屋に引っかかりまくる息子くんを引きずって、お目当ての「黒たまご」を買った。
タイミングが良かったらしく、この直後長蛇の列ができた。
七割くらいは海外からの観光客であるようだ。



f0344554_14015475.jpg
温かい内に早速食べてみる。
真っ黒な殻を剥くと真っ白な卵が現れた。
塩をかけてぱくり。

「うめぇ~!!」

食の細い息子くんが一気に三つも食べたのを見て連れてきて良かったなぁと思った。



f0344554_14015954.jpg
黒たまごは一つ食べると寿命が7年延びるんだそうですね。
ちなみに単価は100円ですから、一年分は約14円。
日本女性の平均寿命は86歳程、つまり、命の値段は1204円。
人の命の尊さを学ばせるには実に良くない食物ですね。

土産物屋さんでは、人命の価値より高額な寄木細工の箱を買わされた。
あれほど欲しがり喜んでいたお土産だったが、今はどこにあるんだろうか...。
こいつには命の尊さより金の価値を教えたほうが良いらしい。



f0344554_14015995.jpg
f0344554_14015929.jpg
黒たまごを食べた後は再びロープウェイに乗り、20分後に桃源台駅についた。
やって来たのは芦ノ湖である。



f0344554_14020084.jpg
ここからは海賊船に乗って芦ノ湖観光だ。
タイミングも良くさほど待つこと無く乗船することができた。
まあ混んでたら帰ってるけど




f0344554_14015831.jpg
f0344554_14020222.jpg
f0344554_14020327.jpg
人が多くて鬱陶しいことこの上ないが、本気の観光地に息子くんは嬉しそうである。
今日は出来るだけ我慢して先に帰らないように頑張るよ



f0344554_14020393.jpg
f0344554_14020409.jpg
天気も良く、芦ノ湖を渡る風が心地よい。

そうだ、お前まだ黒たまご余ってるよな。
一個貰うぜ?



f0344554_14020283.jpg
空き缶を拾いました。



f0344554_14020781.jpg
船に乗り、ただ一周するだけでは面白くない。
箱根町港で一度降りて、元箱根港までは徒歩で移動することにした。



f0344554_14020876.jpg
それにしても、時間通りに進行して行く観光というやつはやっぱり性に合わない。
特にツアーなどは効率的には良いのだろうが、集団行動が出来ない私には苦痛でしか無い。




f0344554_14020935.jpg
f0344554_14020978.jpg
箱根駅伝ミュージアムを見たいと言うので連れて行った。

私は他人のやるスポーツの全てに興味が無い。
特に駅伝なんて疲れそうな事を、なんで正月にやってるのか皆目理解することができない。
ただそれと同じく、なんでせっかくの休日にヘロヘロになりながら山に登っているのかは、自分でもわからない。

というわけで、入り口で待っているよと伝えると、見なくて良いという事になった。
土産物屋の試食で腹を満たして再び歩き出す。



f0344554_14210383.jpg
f0344554_14020707.jpg
f0344554_14021205.jpg
箱根関所の見学にやってきた。

私はこの手のものが大好きだが、息子くんは興味が無いから外で待っているという。
それじゃあ寂しいので今度は私が諦めた。
協調性が無いのは親子の証

結局何を見ること無く元箱根港を目指す。



f0344554_14021319.jpg
それでも他愛のない話をしながら歩くのは楽しかった。
芦ノ湖に目をやると、富士山が見えるようになっていた。

こういう気まぐれがあるから自然は良い。



f0344554_14021302.jpg
f0344554_14021310.jpg
f0344554_14021694.jpg
海賊船に乗り、大涌谷駅まで戻ってきた。



f0344554_14021759.jpg
f0344554_14021646.jpg
再び戻ったのは午前中見ることの出来なかった富士山を見るためだ。
しかし雲が多く、明日の天気に期待することにした。



f0344554_14021794.jpg
早雲山駅に戻り翌日の登山口を確認、温泉を探すことにした。



f0344554_14022179.jpg
登山口の確認を終え温泉にやってきた。

数ある名湯がある中、何故ここを選んだのか不思議でならないが、ペンションの様な「乙女山荘」で汗を流した。
他に人も無く、風呂上がりにはかなり長い時間部屋を占領して読書とゲームを楽しんだ。
時間を持て余した我々にはなかなか良いチョイスだった。



f0344554_14022161.jpg
さて、貧乏旅行なので当然車中泊、そして自炊が基本である。

コンビニに向かおうと車を走らせると、星の王子さまミュージアムの目の前にある古風な雰囲気の店が目についた。
息子くんはここで食べたいという。
渋々了承し店に入ると実に変わった面白い店...いや、店主のいる店だった。



f0344554_14022395.jpg
店内に入ると他に客はいない。

席につくと何も注文していないのに小綺麗な小鉢が供され、暇だったのか主人に色々と話しかけられた。
そしてその主人の風貌に二人して目を丸くした。



f0344554_14022214.jpg
車中泊スタイルでよく二人して山に登っている、明日も登山なんだと話すと、目を輝かせて「素晴らしい!」を連呼する。
これには私も「素晴らしいことをしてるんだ」と錯覚を起こしすっかり良い気分になった。
ただの経費削減
酒は好きかと聞かれ「飲めないやつは本当に可哀想だと思う。しかしこの後、車中泊場所を探して運転するから飲めない。私は今世界で一番可愛そうな人間だ。」と告げた。

「じゃあ、店の駐車場で寝ればいいよ。トイレは裏にあるし、水道も自由に使ってくれ。」
「それから店が終わったら家に遊びにおいで。自宅に温泉があるんだよ。」

こいつは有り難い。
息子くんもすっかりなついて弾丸トークが止まらない。

お言葉に甘えることにした。
記憶ではここまでで入店から40分程度が経過。
取り敢えず注文しても良いですか?



f0344554_14022042.jpg
そうと決まれば飲める。

エビスが抜群に美味かった。
しかしうっかり褒めて失敗した。
如何にエビスにこだわっているかの説明が始まったのである。
おそらくここまでで1時間、そろそろ作っていただけませんか...



f0344554_14022643.jpg
料理はいずれも美味しく、私にとってはどうでも良いが器にもこだわっているとても良いお店だった。
特に「せせり炭火焼き」は絶品で、焼酎が進んで仕方がなかった。




f0344554_14022574.jpg
「仙石宇京」というお店なので仙人に会いたいかたは寄ってみると良いだろう。
気に入られると、食べている間もずっと仙人が横に立ってますけどね
最後にお店の名刺何故か直筆サインを書いてくれたを頂戴し、車中泊となった。

適当に立ち寄った場所で思いがけず良い思い出ができることがある。
ツアーとは違う車中泊の行き当たりばったり旅、なかなか捨てたもんじゃないのである。


第二部の記事へはこちらからどうぞ。


今回も最後までお読みいただきまして大変ありがとうございました。


↓励みになりますので、よろしかったら『ぽち』っとお願い致します(^^)/


by yama-nobori | 2017-05-28 17:41 | 登山 2016 | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 息子くんと行く箱根観光②@金時... 怪石奇岩がご~ろごろ@石老山 ... >>