人気ブログランキング | 話題のタグを見る

息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)



息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22163271.jpg
帯那山(おびなやま)は、山梨県甲府市と同県山梨市の境にあり奥秩父山地の南部に位置する標高1,422mの山である。
6月頃に満開を迎えるアヤメの群生地のあることで知られている。

(第一部、甘利山 の記事へはこちらをクリック)
(第二部、千頭星山の記事へはこちらをクリック)




息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22163640.jpg
「山梨百名山」の山頂標のある帯那山までの行程はとても短く、そのCTは僅かに15分。
更に、三角点のある「奥帯那山」まで歩いても、僅かな時間で到達することのできるお手軽な一座である。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22164831.jpg
但しアクセスは悪い。
帯那山へ行くには、まず県道31号で太良峠を目指し、T字路である太良峠からは水ヶ森線へと入る。
「要害山」に登る際に車をとめた「ホテル要害」の前を通過し、狭い林道を進み続けるイメージだ。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22164876.jpg
甘利山~千頭星山の下山後、まだ帰りたくないと言う息子さんのリクエストに応え、翌日も別の山に登る予定を立てた。
スーパーでの買い出しを終え、その登山口に向かう途中で立ち寄ったのがこの「帯那山」だ。

14:13、スニーカーで歩き始めた。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22164828.jpg
20年程前に、趣味としているアマチュア無線を楽しむ為に一度訪れたことがある。
目的が山では無かったので記憶が薄い。
山頂はどんな様子だったんだろうか。

息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22164891.jpg
「トレランだ!」と言いながら走りだす息子さんの後を追いかける。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22164768.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22165632.jpg
あ、ここはなんとなく覚えているかも。
当時は4WDの少々ゴツい車を乗っていたので、別の林道からこの場所まで乗り付けたんだ。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22165683.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22165681.jpg
それにしても元気だなぁ。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22165577.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22170398.jpg
14:17、「帯那山」(1422m)登頂。
僅か4分で到着してしまった。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22170378.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22170472.jpg
親父の負けだよ....


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22170475.jpg
今日は一日中富士山が見えてるね。

なかなか見事な展望をもつ帯那山山頂であった。



息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22170334.jpg
せっかくなので「奥帯那山」へも向かって見ることにした。



息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22171357.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22171466.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22171459.jpg
息子さんはあっという間に見えなくなり、やがて「あったよ~」と声が聞こえてきた。



息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22171201.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22172275.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22172261.jpg
あらら、こちらは展望ゼロなんだね。
帯那山からは7分での到着である。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22172262.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22172291.jpg
再び帯那山へと戻り、腰を下ろしてしばしの休憩。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22173036.jpg
ダンボールが無いと芝すべりは無理だと思うぞ?


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22173155.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22173168.jpg
さあ、車中泊場所である次の登山口に向かうよ。

と、車の一歩手前まで降りてきて、スマホの無いことに気がついた。
すると息子さんが「探してくるよ」と言い残し、再び猛ダッシュで山頂へと駆け戻ってくれた。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22173099.jpg
7分後に戻った彼の手には無事にスマホが握られていた。

助かったよありがとう。
ん?何その手は?

ゲームのカードね.....仕方ないなぁ。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22173839.jpg
車中泊場所に向かい再び走りだすと....

あ、そうか。
この時期はまだ通行止めなんだ...

う~ん、どうしよう。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22173962.jpg
取り敢えずその場を離れ車を走らせ始めると、「金峰山荘」が現れた。
道路向かいに広々としたキャンプサイトがあったので、こちらで運営しているのかと尋ねるとそうだという。
料金は大人400円、子供200円と大変にリーズナブルである。

純粋なキャンプはあまり経験したことの無い息子さんは大喜び。
面倒な受付も無く、現金を手渡し手続き完了となる。



息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22173826.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22173965.jpg

GW真っ只中であったにも関わらず、広いキャンプ場にいたのは5組程度。
これならキャンプ場嫌いな私でも大丈夫。

少しキャッチボールを楽しみ設営を行った。
山岳用の道具しか持っていなかった上に、BBQ用の炭も無かった。
キャンプらしい料理は何も作ってあげられなかったけれど息子さんはとても嬉しそう。



息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22173913.jpg
17:00、乾杯!


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22174616.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22174659.jpg
珍しく直火がOKとのことだったので、薪を集めて火をつける。
息子さんが本格的な焚き火をするのは今回が初めてであった。

そう、細いのと中くらいの乾いた木をたくさん集めてね。
太いのは親父が集めて来るよ。
綺麗に木を組んで空気の通り道を確保するんだよ。



息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22174624.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22174711.jpg
昔は当たり前の様に庭で行っていた落ち葉焚きも、最近では見かける機会が減りました。
里山を通過する際など、風に乗って運ばれてくる香りを嗅ぐと、とても懐かしい気持ちになります。

息子さんは夢中になっていました。
火遊びはどんな種類でも楽しいですからね。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22174657.jpg
私も火のはぜる音と木の香りに癒やされました。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22175262.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22175358.jpg
翌日山の上で食べようと思い、こっそり買っておいた子供の日のケーキを夜食に食べました。
美味しかったね。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22175314.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22175240.jpg
昼間頑張りすぎた息子さんは早々にご就寝。
結局焚き火に夢中だったのは私の方でした。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22175919.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22180080.jpg
この日もパッと目覚めた息子さん。
早朝からキャッチボールを楽しみました。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22180040.jpg
いつも山頂テン泊ばかりでごめんな。
たまにはキャンプも楽しいね。

でも....やっぱり次回も山頂テン泊だと思うけどな。



息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22180020.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22181754.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22181695.jpg
さて、長くも楽しかった男二人旅もいよいよ終わり。
今日は帰らねばなりません。

帰宅前に県内最高レベルの泉質を誇る「はやぶさ温泉」に立ち寄りました。
お湯はぬるめな高アルカリ性温泉。
惜しみなく源泉が注がれ続けている100%掛流し、どの蛇口からでも飲用可です。

時間も早かったため貸し切りでした。


息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22175916.jpg
息子と歩く山梨百名山③@帯那山 2016.05.04(水)_f0344554_22181713.jpg
お昼近くなり、中央道の帰省ラッシュが始まっていたので奥多摩経由で帰宅することにしました。

途中、奥多摩周遊道路から雲取山を眺めました。
雲取山へは、息子さんがまだ7歳の時に鴨沢から日帰りした事があるのです。
まあまあ距離が長いのでややトラウマになっているみたい。

親父にプレッシャーを与えるくらいに歩けるようになってきたみたいだから、もう一度行ってみるか?
そんな嫌そうな顔するなよ~。
また男同士楽しくやろうぜ。


おしまい。

今回も最後までお読みいただきまして大変ありがとうございました。



↓励みになりますので、よろしかったら『ぽち』っとお願い致します(^^)/


by yama-nobori | 2016-05-23 09:37 | 登山 2016 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード
<< 山梨百名山@三つ峠 2016.... 息子と歩く山梨百名山②@千頭星... >>