雪山始めは南アルプス南部の山へ②@茶臼岳 2016.01.09(土)~10(日)



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茶臼小屋到着からの続きとなります。






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光岳~聖岳の縦走の際、大変お世話になった茶臼小屋にまた戻って来ることが出来ました。

冬期小屋のスペースは、左手階段を上がった2階部分。
通常営業時の3分の1が開放されており、左右上下で20人程度まで利用させていただくことが出来そうです。

docomoは小屋の中でも使用可能なほど良好ですが、SBはNG。



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気温が下がりそうだったので、小屋内部にテントを張りました。
その後は雪を溶かしてせっせと水を作りつつ、焼き肉で乾杯!

とぉぉぉっても、美味かった!



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やがてO氏親子が茶臼岳から戻り、お喋りを楽しみました。
その後は何人かの登山者も到着し、最終的に総勢11名。
快適な人数で収まりました。



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小屋の中は水が凍り始めるほど寒くなりましたが、テント内はダウンがいらないほど快適な温度です。
湯たんぽを抱いたK嬢は、小腹も満たされ気持ちよさそうに眠り始めます。

重たかったけれどテント担いできて良かったな。

独り小屋の外に出てみると、笊ヶ岳の頭が赤く染まっていました。
夕日の様子が気になったので、ツボ足のまま稜線まで上がってみることに。



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15分ほどかけて稜線に立ちましたが、夕日には少々遅かったようです。
しばし残照の景色を楽しみました。


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御嶽山・中央アルプス。
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聖岳。
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茶臼岳。

明日は、茶臼岳・仁田岳・上河内岳に登頂し、更にもう一晩、茶臼小屋に泊まってから下山の予定です。

うん、何度来ても素敵な稜線だな。
明日が楽しみだ。

辺りが暗くなるほど長居してしまったので、ヘッデンを点灯して小屋へと戻りました。



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最近、白菜と豚肉の鍋にはまっています。

鍋の完成と同時にK嬢が目覚めましたw
この日もでっかい白菜を担いできたので二人してお腹いっぱい食べました。
O氏親子にもおすそ分け。

〆は卵を落として雑炊。
やっぱり冬は鍋が美味しいね。
我ながら、料理上手になってきましたな。



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就寝前、小屋の外に出てみると満天の星空が広がっていました。

いいなぁ、こういう時間。
翌朝は、上河内岳に向け6:00スタートの予定です。
さ、早く寝なくちゃね。


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5:00にセットしたアラームで目を覚ますと、小屋を揺らすほどの風の音が聞こえています。
表に出てみると強風が吹き荒れガスも強く、稜線方向は何も見ることができません。

う~ん、これはちょっと危険なレベルだな。
出発を遅らせて少し様子を見ることにしました。



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6:49、御来光の時間に合わせて再び外に出てみます。
状況は先程と同じです。

う~ん。。。


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稜線方向はご覧の有様。



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やがて早い時間に茶臼岳に向かったソロ男性が、稜線上の風とガスに敗退し戻ってきました。
O氏親子も上河内岳を予定していましたが、このまま下山する決断を下したようです。

でも、せっかくここまで来たんだし、まあ行けるところまでは行ってみようか。
茶臼岳に向け出発する事を決めました。

O氏親子、楽しい時間をありがとうございました!
またどこかの山でお会いいたしましょう。



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7:42、ガスに覆われた、強風の吹き付ける稜線を目指し歩き始めます。



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う~ん、晴れていることは間違いないんだけどなぁ。
ひと目だけでも稜線上の景色が見られるといいな。



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そして歩き始めて僅か5分・・・・



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感動的な瞬間が訪れました。



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一瞬にして全てのガスが消え去りました。
こいつは凄い・・・。


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強風ですが、正真正銘の大晴天です。

よし、どんなに風が強くても先に進もう。
きっと素晴らしい景色が待ってるよ。



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8:02、バランスを崩すほどの強風が吹き付ける稜線に立ちました。

雪は少ないですが、-15℃、風速22m/sの稜線は、紛れも無く厳冬期の冬山です。



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素晴らしい青空の下、兎岳・聖岳へと続く稜線が伸びています。
右手の丘の向こうには上河内岳が僅かに見え始めました。
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これから向かう茶臼岳方面も、雲ひとつ無い青空が広がっています。



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K嬢早く来てごらん。
すんごい景色だよ。



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懐かしい稜線に帰ってきたね。
さあ、茶臼岳に向かおう。



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強い西風を受け、よろめきながら歩を進めます。



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アイゼンを効かせながら山頂を目指します。
気持ちいいねぇ~。


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標高が上がるにつれ、上河内岳が完全に姿を現しました。
これこれ、これが見たかったんだよ。



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やがて正面に小無間・大無間山が見えてきました。
こいつは凄いや。



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尾根の東側に回り込むと、嘘のように風が無くなりました。
吹き溜まりになっているので70cm程の積雪があるようです。



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金色に輝く駿河湾が実に美しい。

さあ、行くよ。



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8:30、強風の厳冬期「茶臼岳」(2604m)登頂!



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2度目の登頂おめでとう!!

夏には単なる通過点だったかもしれないけれど、厳冬期の茶臼岳は素晴らしいでしょう?
南アルプスのBIG3(聖岳・赤石岳・悪沢岳)も見えてるよ。



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夏に歩いた、光岳へと続く南部の稜線を望遠で寄せる。
仁田岳は少々手強そうだ。
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均整の取れた、なんて美しい姿なんだろう。
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久しぶりに笊ヶ岳へも登ってみたい。
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国内60位の高峰「兎岳」(2818m)。
こちら側からみると、なんて迫力のある一座であろうか。
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聖岳・赤石岳。
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大好きな上河内岳。
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南部BIG3。
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南アルプス深南部の雄、小無間・大無間山。



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うん、もう満足だ。
風も強いし上河内岳は止めにしよう。

朝の天気が嘘みたい。
奇跡のような大展望だよ。

貸し切りの茶臼岳、また一つ最高の思い出ができました。



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SBのキャリアに気付き、風を避けながらSNSへの投稿を試みるK嬢。
しかし低温で電源が落ちてしまい残念な結果に(^^;



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さあ、名残惜しいけれどそろそろ戻ろうか。
9:05、茶臼岳山頂をあとにしました。



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相変わらずの強風です。

後に知ったことですが、急速なガス抜けを見たO氏親子は、無事に上河内岳を登頂したそうです。
すんごいパワーだねぇw



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さらば、南部の稜線よ!
また戻ってくるよ。



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稜線を離れると、大きなパーティーが現れました。

あっ!お久しぶりです!
山岳ガイドの山田哲哉氏が主宰する、風の谷のパーティーの方々でした。

山の世界は実に狭いですなぁw



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9:30、茶臼小屋に戻って来ました。

さて、時間も早いしのんびりと撤収して、今夜は横窪沢小屋かウソッコ沢小屋まで標高を下げようか。
明日の下山が楽になるもんね。



第三部へと続きます。


今回も最後までお読み頂きまして、大変ありがとうございました。




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by yama-nobori | 2016-01-15 08:50 | 登山 2016 | Comments(2)
Commented by 山の神 at 2016-01-18 06:15 x
沢山の写真を懐かしく拝見しました。夏に上河内岳まで登りましたが、途中の亀甲状態の地形のところが印象に残っています。

最も,印象に残っているのは、下りの横窪沢小屋で飲んだビールが効いて、登り返しでとても息がきれて大変だったことです。

このことを何回も言うので、年を取るとおなじことを言うといわれます。
Commented by yama-nobori at 2016-01-20 10:11
> 山の神さん
コメント頂戴しまして大変ありがとうございます。

亀甲地形から見る上河内岳はピラミダスで素敵ですよね。
雨の直後には「幻の池」が現れるんですよ(^^)

横窪沢小屋からの登り返し・・・、ほんときっついですよねw
でもビール売ってたら、、、まあ買っちゃいますよww

また遊びにいらしてくださいませ。
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