不帰ノ嶮と釜プリン@白馬岳~唐松岳縦走② 2015.07.21(火)~22(水)




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全員揃って、無事「白馬岳」登頂を果たした第一部からの続きとなります。






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白馬岳のあとは、CT1.0hの白馬杓子岳を目指します。
先行しているのはテン泊3人組の外人さんメンバー(^^)



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ウルップソウがにょきにょき(^^)
素晴らしい景色だね~。

風景に変化もあるし、爺ヶ岳~五竜岳よりコースとしてもずっと楽しいな。




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左手が白馬杓子岳、右が白馬鑓ヶ岳です。
緩やかなアップダウンが続く天空のトレイルを進みます。



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小高い丘のような「丸山」(2768m)ではしゃぐ陽気な3人組(^^)



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進行方向はガスが出てきてしまいました。
予定より少々(?)遅れちゃいましたからね(^^;



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それでも白馬岳方面には、まだ夏空が広がっています。
他の登山者に会うことも殆ど無く、貸切状態のままで縦走路を進みます。



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白馬岳で合流したP氏は驚くほどの健脚者でした。
テン場の混雑具合を気にし、白馬杓子岳の手前辺りからペースを上げ始めます。



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白馬杓子岳は巻き道が利用できます。
他3名は若干遅れ気味だった為、12:55、先行していた私とP氏で山頂を踏むことにしました。

彼は実に無駄のない足運びで標高を上げていきます。
足の長さが全く違うので私は倍の早さで足を動かします(^^;
こちらは軽荷なのに追いつくのが精一杯。

凄いわ~。
惚れるわ~。


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振り返るとE氏も白馬杓子岳に登ってくるようです。
K嬢とV嬢はどうするのかな~?

いいなぁ、このバラバラな感じ(笑)

あ、そうそう。
こんなこともあろうかと、登山届は別に提出しておりますw



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ガレガレの登山道を登ること分岐から15分、「白馬杓子岳」(2812m)に登頂!

P氏は20日間の休みがあるため、この後、黒部五郎岳辺りまでを縦走するのだそうです。
食料は10日分持っていますが、ザックの重量は20kgを少し超える程度。
あとで装備や食料を見せてもらおうっと(^^)

私が同じ日程なら35kgは越えますな・・・。
食料での軽量化は絶対に行わないので。



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K嬢は巻き道を選択。
やや遅れ気味のE氏&V嬢は、それでも杓子岳を登るようですw
というわけで、テン場の状況が気になるP氏と、釜プリンが気になる私&K嬢で行動することとなりました。



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杓子岳から次の白馬鑓ヶ岳まではCT1.0。
一度、杓子沢コルまで降りてからの登り返しとなります。

こういう稜線は好き。
実に美しいですな。


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振り返ると白馬岳にもガスがかかり始めました。

先ほどの杓子岳はトラバース道がメイン道なんだそうです。
よって、ガスの強い時には山頂が見落とされることもあるそうですね。
白馬三山は全てが非対称山稜で、長野県側は大きく落ちています。
P氏と「やばいやばい」と言いながら杓子岳の細い稜線を歩いたのが良い思い出となりました。

エネルギー補給を兼ねて、トラバースしてきたK嬢を待ちます。



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杓子沢コルからは、白馬鑓ヶ岳へ向け一気に標高を上げていきます。



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それにしても高山植物の豊富さには驚かされます。
石灰岩や蛇紋岩などの特殊な地質、そして先程も書いたように非対称山稜である為に植物分布が多様化しているのです。

この白馬岳~杓子岳の稜線は本当に見飽きることがありませんね。




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K嬢かっこいい!!



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表紙で使用した写真もこの辺りからの眺めです。
残念ながら右奥の白馬岳は隠れてしまいましたが、日本離れした素晴らしい景色です。

そうそう、あの尾根伝いを左に下っていけば、黒部川の欅平駅に出られるそうですね。
いつか「下ノ廊下」を歩いてみようと思っていますが、欅平駅から白馬頂上山荘まではCT10.5h程度で登れるようです。
唐松山荘まではたったの9.5hだとか。
人も少ないだろうし楽しそうだ。
車の回収も楽になるなぁ・・・。


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いよいよ白馬鑓ヶ岳が近づきます。
青空の残っている内にたどり着けるかなぁ?



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K嬢とP氏も稜線に取り付いたようです。
では遠慮無くお先に・・・


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14:26、「白馬鑓ヶ岳」(2903m)に登頂です!!
これで無事、白馬三山が完了です(^^)

しかし、随分遅くなったな(^^;



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うおぉ~!!
P氏カッコイイ!!
惚れる(笑)



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お、K嬢も到着!!
登頂おめでとう!!



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この後、少しの時間ガス抜けを待ちましたがこれが限界。
僅かな間でしたが、目指す天狗山荘が見えました。



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この白馬鑓ヶ岳から天狗山荘まではCT40分。
さあ、ちょっと急ごうか。




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さらば、白馬鑓ヶ岳!!

このあとP氏はやはりテン場の状況が気になるのかスピードアップ。
私とK嬢は既に目標時間を大幅に過ぎていたので、敢えてのんびりと進みます。

E氏&V嬢のマイペースコンビは・・・いったい今、どこにいるんだろう?(笑)



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まさに夏山って感じだねぇ(^^)



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鑓温泉の分岐を過ぎると、天狗山荘への分岐が現れました。



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お花畑を抜けるとガスに包まれた雪渓が。

およよ?
天狗山荘はどこ?



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雪渓を進むと、ガスの中から突然「天狗山荘」(2730m)が現れました。
15:38分、ようやくの到着です。



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ここ天狗山荘はリピーターの多い事で知られる素晴らしい山荘です。
水も大変に豊富で、この水は冷たくて美味しかったなぁ。
テン場は50張り可能。



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外来食堂と自炊場、テン泊者用のトイレも大変に綺麗です。



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受付を行います。
mont-bell割引は500円、交換式の枕カバーも用意されており、館内はご覧の通りピカピカ。
スタッフさんは皆が親切です(^^)

館内の蛇口は全て飲用可能です。
乾燥室もこの時間から稼働しています。
驚いたことにゴミまで捨てることが出来ました。

寝床は全部屋カイコ棚式の大部屋になっており、各ブロック(18ブロック)ごとに8名の定員です。
収容可能人数は160名。
この日の宿泊客は・・・30名に満たない程度だったでしょうか。

私とK嬢は1ブロックを貸し切りで使わせていただけることになったので、荷物を放り出して目的のものへと急ぎます。



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向かった先はもちろん食堂!!
そしてそして注文したものは・・・



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天狗山荘名物『釜プリン』です!!

やったぁ~!!
間に合ったよぉぉぉ(T_T)

1個500円(^^)

この釜プリン、8個単位で作っていて頑張っても2回転させるのが精一杯。
つまり最大でも1日16個が限界なんだそうです。
しかもヘリが飛ばなければ新鮮な玉子と牛乳が手に入らないためにいつでもあるというわけでは無いのです。

今回はちょっとだけ裏技を使ったんですけどね。
ないしょです



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冷たく冷やされていて、とっても濃厚な釜プリン!!
本当に美味しかった!!

あ~どの山頂に立つよりも嬉しいわ(T_T)



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と、少ししたらV嬢も登場(笑)
外テーブルの上に座ってお行儀が悪いですw

この日は3個、我々がゲットしました。
ラッキー(^^)

※テン泊の方は館内の食堂は利用出来ません(外来食堂があります)



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さて、テン場に向かってみると全員が揃っていました(笑)
時間は既に16:40ですが、テントを張っていないメンバーもいるようですし、とにかく自由!!

そうそう、私も寒さには強い方ですが、外人さんの体感温度は驚くほど高いですね~。
私は半袖だとかなり寒く感じましたが、みんな平気みたい。
K嬢は長袖でも震えていました。


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私はメンバーの装備やパッキングの内容に興味津々。
テントは全員ビッグアグネス、重量は800g。
風に弱そう&長時間の強い雨には耐えられないだろう&結露酷そうだな、というのが率直な感想。
なのに風向きや、もしもの雨も考えずに張っておりますな~。
てきとーw

これはP氏の10日分の食料ですが、私にはほぼ「お菓子」にしか見えません。
でもよくよく見てみればカロリーは取れそうですし、パッキングも綺麗。
しかも「ちょう~うまい」とのこと(^^)
何しろ軽いことは間違い無いようです。

お酒も我慢しているそうで・・・ほんとストイックですなぁ。
夏の北アでソロ2泊だと、水500ml+サワー4.2L(350ml☓12)が標準のパッキングである私などは、さぞ変態に思えるんでしょうな(^^;

ちなみにP氏はバーナーを持っていますが、他の2名は無し(笑)
テン泊でバーナー無しってのはさすがに経験がありませんわ。
その部分で軽量化するのって衝撃的w

今度一緒に行くときは、私もテン泊にして派手な山めしを食わせてやろうと誓ったのでありました(^^)



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さてさて、この時点自由なV嬢は、まだまだ先に進むP氏に付いて行くのか、我々と一緒に唐松岳までで終了とするかが決まっていませんでした。

夕方届いたヤマテンの予想では、翌日は午後から雨。
私の予想も全く同じ。
それを踏まえもろもろ相談した結果(ちゃんとしてないけどw)、翌日からは外人さんチームは五竜岳へ進み、我々は当初の予定通り唐松岳まで進みそこから下山することとなりました。

翌朝は4時スタートを主張するP氏でしたが、他の2名はマイペースだから・・・(笑)
我々は朝食の都合もあり6:00のスタートです。
その時、V嬢がのんびりしていないことを祈る(^^;

ここで我々は小屋に入ります。



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夕食は5:30です。
天狗山荘さんの夕食は美味しいことで有名なんです。



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うほ、こいつは凄い。
名物の天狗鍋・・・固形燃料で暖められていて旅館みたい(^^)
いや~満足じゃ。



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18:45、外のみんなにお別れのご挨拶(^^)
またご一緒出来ることを楽しみにしています!!

あ、K嬢?
食べたんだからいつも通りもう寝てますよ(笑)

さて、明日は日本三大キレットの一つ、不帰ノ嶮(かえらずのけん)が待っています。
天気がもつと思われる午前中が勝負です!!
私も早く寝なくっちゃ。

おやすみなさ~い。



第三部へと続きます(^^)/

今回も最後までお読み頂きまして、大変ありがとうございました。


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by yama-nobori | 2015-07-25 11:41 | 登山 2015 | Comments(0)
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